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文字通り変態!Lenovo、第2ディスプレイやキーボードなどを着脱できるノートを公開

外せる2つめのディスプレイを利用してさまざまな形状で利用できる

 3月2日からスペイン王国バルセロナ市で開幕するMWC 2026に先だってLenovoは報道発表を行なった。ここ数年の通例通り、今回のMWC 2026でも同社はコンセプトPCを発表している。

 ビジネス向けのノートPCデザインのコンセプトとして発表されたのが「ThinkBook Modular AI PC Concept」。ディスプレイ、ポート、キーボードなどを取り外したり、取り付けたりできるモジュラー構造になっている。

 ディスプレイやキーボードなどの位置を変えることで、クラムシェル型PC、2in1、2画面タブレット、クラムシェル型ノート+外付モニターなど、さまざまな形態に変更して利用できる。

ぱっと見は何の変哲もないクラムシェル型のThinkBookに見えるが……、
ディスプレイの背面にはもう1枚のディスプレイが用意されている
背面のディスプレイはこのポゴピンとマグネットで接続されている

 セカンダリディスプレイには、ポゴピンが用意されており、メインディスプレイの背面や、キーボードを取り外した場所などに位置を変更できる。さらに、専用ケーブルを利用することで、外付ディスプレイとしても利用できる。

デュアルディスプレイモード
タブレットモード
セカンダリディスプレイモード

 ディスプレイを支えるスタンドもユニークで、マグネット方式でディスプレイの背面に取り付ける形になっており、ディスプレイを縦にも、横にも設置できる。マグネット式スタンドは、使っていない時は本体の底面に吸着可能で、必要な時だけ取り出して使う形になっている。

底面に用意されているスタンド
このように、ディスプレイの裏側にマグネットで吸着して利用する。現状はやや不安定で底部に布を敷いてバランスを取る必要がある

 キーボードはクラムシェルモードで使うときはポゴピンで有線接続されているが、2画面PCモードやタブレットモードで利用するときには無線キーボードとしても利用可能。左右に用意されているポートもモジュラー化されており、USB Type-CやHDMIなどのポートを選んで取り付けられる。

本体とはポゴピンの端子とUSB Type-Cの変換ケーブルを利用して接続する
キーボードもポゴピンで接続されている
ディスプレイにもポゴピン。キーボードを外した場所にディスプレイを装着することもできる
本体左右の端子もモジュラー式
USBモジュール
HDMIモジュール

 基本スペックはCore Ultra 7 255H、32GBメモリ、1TBのSSDという仕様で、メイン、セカンダリのディスプレイともに14型 4K(3,840×2,400ドット/120Hz)となっている。バッテリ容量は33Whで、本体サイズは313×233×16~23.9mmとなっている。

 ノートPCの中でも重量物であるディスプレイが2枚ある形になるため、セカンダリディスプレイを含めた重量は1.41kgと14型のディスプレイを備えたノートPCとしては重めになる。セカンダリディスプレイを持ち歩かなければ1.15kgと、一般的な14型ノートPC並みの重量で済む。

 また、外付ディスプレイ製品の多くが400g~500g程度、さらにフォリオケースなどがやはり数百gと、合計で800g~1kg程度であることを考慮すると、250g増えるだけでセカンダリディスプレイを外出先で利用できるのはメリットといえる。

 Lenovoは、今回展示して得たフィードバックを将来的な製品化の参考にすると説明している。