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Gemini 3.1 Proと互角、4,280億パラメータLLM「MiniMax M3」公開
2026年6月13日 11:16
MiniMaxは6月12日、総パラメータ数が約4,280億でマルチモーダル対応のオープンウェイトLLM「MiniMax M3」のモデルウェイトをHugging Faceで公開した。アクティブパラメータ数が約230億のエキスパート混合モデル(MoE)アーキテクチャを採用する。ソフトウェアエンジニアリング評価「SWE-Bench Pro」ではGemini 3.1 Pro(54.2%)を上回る59.0%を記録した。
MiniMax M3は、総パラメータ数が約4,280億、アクティブパラメータが約230億のエキスパート混合モデル(MoE)アーキテクチャを採用するオープンウェイトLLM。入力はテキスト・画像・動画に対応し、いずれも追加のアダプターなしにネイティブで処理できる。同モデルは6月1日にAPIとして提供を開始していた。
アーキテクチャ上の最大の特徴は、独自開発の「MiniMax Sparse Attention(MSA)」だ。これにより最大100万トークンのコンテキストウィンドウを実現しつつ、前世代のMiniMax M2と比べてプリフィル速度を約9倍、デコード速度を約15倍に向上させた。1Mトークン処理時のトークンあたり計算量も20分の1に抑えられている。
コーディング系以外の評価でも、MCPサーバーとのエージェント連携を測る「MCP Atlas」では74.2%と、Gemini 3.1 Pro(69.2%)を上回った。一方、ウェブ自律閲覧の「BrowseComp」はMiniMax M3が83.5%でGemini 3.1 Proが85.9%。OS操作の「OSWorld-Verified」はMiniMax M3が75.2%(MiniMax公式Xアカウントの投稿では70.0%)でGemini 3.1 Proが76.2%など、すべての指標でGemini 3.1 Proを超えるわけではなく、全体として拮抗した水準にある。
ライセンスは非商用であれば無償での利用が可能だ。年間売上2,000万ドル未満の企業・個人による商用利用は、MiniMaxへの届け出と「Build with MiniMax」の表記のみで認められる。モデルウェイトのサイズはbf16フォーマットで約855GBだが、1-bit GGUFでは約128GBまで圧縮でき、より手頃なハードウェアでの動作を目指して意図的にパラメータ規模を抑えた設計になっている。




















