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トランセンド、最大読み込み14,000MB/sを達成したPCIe 5.0内蔵SSD

 トランセンドジャパンは、PCIe 5.0対応の内蔵SSD「MTE260S」を9月中旬に発売すると発表した。実売予想価格は、1TBが1万9,800円、2TBが3万4,800円前後の見込み。

 MTE260SはNVMe 2.0規格準拠のPCIe 5.0 SSD。6nmプロセスの低消費電力コントローラを採用し、電力効率の向上と発熱量の低減を図っている。MTBF(平均故障間隔)は200万時間、DWPD(1日あたりのドライブ書込み数)は0.411(5年)となっている。フォームファクタはM.2 2280で、グラフェンヒートシンクを標準搭載する。

 同社のSSD製品向けに開発されたソフトウェア「SSD Scope」により、SSDの状態やパフォーマンスを管理でき、公式サイトより無料でダウンロードできる。

 主な仕様は、2TBの「TS2TMTE260S」が、シーケンシャルリードが14,000MB/s、シーケンシャルライトが11,000MB/s、ランダムリードが最大140万IOPS、ランダムライトが110万IOPS。総書き込み容量は1,500TBW。

 1TBの「TS1TMTE260S」は、シーケンシャルリードが14,000MB/s、シーケンシャルライトが9,800MB/s、ランダムリードが最大130万IOPS、ランダムライトが100万IOPS。総書き込み容量は750TBW。

 本体サイズは80×22×3.77mm、重量は約10g。