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夢とロマンが詰まった4億円の搭乗ロボット「アーカックス」が見られるチャンス!JMS 2023で一般公開

 ツバメインダストリ株式会社は、10月26日から11月5日まで(一般公開は10月28日から)東京ビッグサイトにて開催される「JAPAN MOBILITY SHOW 2023(ジャパンモビリティショー)」(主催:一般社団法人 日本自動車工業会)に、搭乗型ロボット『アーカックス(ARCHAX)』を出展する。一般公開されるのは今回が初めて。

全高4.5m。重量3.5tのロボット
全身の関節自由度は26

ロマンによって誕生した搭乗型ロボット「アーカックス」

ビークルモード

 「アーカックス」は全高4.5m。重量3.5tの巨大ロボット。動力はバッテリ駆動(DC300V)。全身の関節自由度は26。ロボットモードとビークルモードに変形し、人が乗り込んでジョイスティックやペダルで操作ができる。外部から遠隔操作することも可能だ。

コックピットハッチオープン時
ハッチは4枚がリンクで連動する

 日本が誇る「自動車」、「ロボティクス」、「アニメーション/ゲーム」、「重機」、「現代アート」の分野の要素を詰め込んだロボット。ツバメインダストリでは「SFに出てくるような大型ロボットに実際に乗り込んで操縦するという、多くの人が憧れた夢の体験を世界に発信すべく誕生した」としている。

頭部は記者会見時よりも「少し上、少し前」に配置された
頭部がより見やすくなった

 ツバメインダストリは「搭乗型ロボット」という新しいマーケットを形成しようとしており、超高級車や自家用ジェット機のようなラグジュアリー市場をベンチマークとしている。主たる想定顧客は富裕層で、国内だけでなく海外向けの受注販売を今後予定している。一機あたりの価格は4億円。

デモは1時間に1回、南3ホール「TOKYO SUPERCAR DAY 2023 in JMS」ブースで

「アーカックス」展示は南3ホール「TOKYO SUPERCAR DAY 2023 in JMS」ブース

 「アーカックス」が展示されているのは東京ビッグサイトの南3ホール、一般社団法人 日本スーパーカー協会による『TOKYO SUPERCAR DAY 2023 in JMS』ブース内。スーパーカーやAirXの「空飛ぶクルマ」、商用EV等が並んでいる一角だ。1時間に1回程度、変形や上半身の動作デモを実施する予定。デモは一回につき10分程度。毎時30分からを予定している。

ツバメインダストリ株式会社 代表取締役CEO 吉田龍央氏
「アーカックス」起動画面
コックピット内の様子も外のモニターでライブで紹介される
指も1本ずつ動くのでジャンケンも可能
ハッチを開けた状態でも動作可能。乗っているのはツバメインダストリCTO 石井啓範氏
すぐ横の展示はAirXの「空飛ぶ’クルマ」
南3ホールではスーパーカーが見られる
すぐ横にはトミカゾーンも
シールシートも500円で販売中
X(旧Twitter)で話題となったケケノジ氏作成のレゴも展示されていた