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AIやHPCの要求にも応える高性能通信の実現へ。Ultra Ethernet Consortium設立

 Linux Foundationは19日(米国時間)、Ethernetをベースとした高性能通信規格の実現を目指す団体「Ultra Ethernet Consortium(UEC)」を設立すると発表した。

 AIやHPCなどのワークロードが急速に増加する中で、開発者やエンドユーザーの利便性を損なうことなく、高い機能性、性能、相互運用性、総所有コストといったものの実現が求められているという。そこでUltra Ethernetのソリューションスタックでは、あらゆる所で利用され、かつ柔軟性も高いEthernetの特徴を活かすことで、拡張性とコスト効率に優れながら幅広いワークロードへの対応を図るとしている。

 UECでは、通信スタックへの変更を最小限に抑え、Ethernetの相互運用性を維持/促進しながら、以下のような項目を定義することを技術的目標として設定している。

  • Ethernet通信におけるプロトコル、電気的/光学的信号特性、APIおよびデータ構造
  • 既存のリンクおよびトランスポートプロトコルを拡張または置き換えるための、リンクレベルおよびエンドツーエンドのネットワークトランスポートプロトコル
  • AIやマシンラーニング、HPC環境に適したリンクレベルおよびエンドツーエンドでの輻輳、テレメトリ、信号のメカニズム
  • さまざまなワークロードおよび動作環境を促進するソフトウェア、ストレージ、セキュリティの構成

 設立メンバーには、AMD、Arista、Broadcom、Cisco、Eviden(an Atos Business)、HPE、Intel、Meta、Microsoftなどが含まれており、2023年第4四半期には新規メンバーの募集も開始する予定だという。