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PCI Express 6.0規格が正式公開。帯域幅は前世代比2倍に

 PCI-SIGは11日(現地時間)、前世代比2倍の帯域幅を実現したバスインターフェイスの次世代規格「PCI Express 6.0」を正式公開した。

 前世代前のPCI Express 5.0と比べて2倍となる、1レーンあたり64GT/sのデータレートを達成し、16レーンで最大256GB/sの転送速度を実現。レイテンシや帯域幅オーバーヘッドの削減も図っており、旧世代規格との後方互換性も維持している。

 2bitのデータを4段階の電圧レベルでエンコードするPAM4(Pulse Amplitude Modulation with 4 Levels)や、Flit(Flow Control Unit)ベースのエンコーディング技術を採用。加えて、FEC(Forward Error Correct)やCRC(Cyclic Redundancy Check)によりビットエラーを抑制している。