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AMD、2021年第2四半期は純利益4.5倍。エンタープライズ部門が大幅成長

 AMDは27日(現地時間)、2021年第2四半期(4月~6月期)の決算を発表した。

 米国会計基準(GAAP)に基づく第2四半期の売上高は38億5,000万ドル、営業利益は8億3,100万ドル、純利益が7億1,000万ドル、希薄後の1株あたりの利益は0.58ドルとなった。各部門ともに好調で、前年同期比でみると、売上高は99%増、純利益は352%増を記録し、大幅な増収増益を達成した。

 部門別でみると、コンピューティング/グラフィックス部門では、Ryzenシリーズだけでなく、データセンター向けGPUを含むハイエンドグラフィックスも売上が増加。売上高は前年同期比65%増の22億5,000万ドルとなった。

 エンタープライズ/組み込み/セミカスタム部門では、EPYCシリーズやセミカスタム製品がけん引するかたちとなり、売上高は前年同期比で183%増となる16億ドルを記録した。

 2021年第3四半期の見通しについては、データセンターやゲームなどを中心とした全事業の成長を図ることで、前年同期比46%増となる約41億ドルの売上を見込んでいる。