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AMD、2021年第3四半期も増収増益で引き続き好調

 AMDは26日(現地時間)、2021年第3四半期の決算を発表した。報告によれば、売上高は43億1,300万ドル、営業利益は9億4,800万ドル、純利益は9億2,300万ドルで、1株あたりの利益は0.75ドルとなった。前年同期比でみると、売上高は54%増、営業利益は111%増、純利益は137%増で増収増益となった。

 コンピューティング/グラフィックス部門、エンタープライズ/組み込み/セミカスタム部門ともに引き続き好調。コンピューティング/グラフィックス部門では、Ryzen、RadeonおよびHPC向けのAMD Instinctが売上をけん引し、売上高は前年同期比44%増の23億9,800万ドルを達成した。

 エンタープライズ/組み込み/セミカスタム部門では、米アルゴンヌ国立研究所のスーパーコンピュータPolarisやGoogle Cloud、Amazon EC2などにおけるEPYCの採用など、EPYCやセミカスタム製品が好調で、こちらも前年同期比69%増の19億1,500万ドルとなった。

 2021年第4四半期についてもすべての事業で成長を見込んでおり、前年同期比39%増となる約45億ドルの売上を達成する見通し。