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Intel、「NUC」にノートパソコンのキットを追加

 Intelは19日(現地時間)、NUC(Next Unit of Computing)シリーズに、ノートパソコンフォームファクタの「NUC M15 Laptop Kit」(コードネーム:Bishop County)を追加した。

 NUCは本来2012年に登場した超小型パソコンを指し示すフォームファクタであったが、このところ大型モデルなども投入されている。そして最新はついにノートパソコンとなった。これは、Intelの最終的な目標がイノベーションを作り出すためだとしている。

 NUC M15 Laptop Kitは、Intelが提唱するEvoプラットフォームに準拠し、プレミアムな経験を、ホワイトボックス(同社はホワイトブックと呼んでいる)のメーカーが容易に提供し、その上でイノベーションを創造できる。また、余った開発リソースをユーザー体験の向上に費やせるとしている。

 NUC M15 Laptop KitにはIntel Xeグラフィックスを内包する第11世代Coreプロセッサや、Wi-Fi 6や、73Whrのバッテリが搭載されている。筐体はCNC削り出しで、液晶は15.6型。筐体の厚みは15mm未満、重量は1.7kg未満。また、優れた音質のスピーカーを備え、音声アシスタントをサポートする。

【11月21日追記】Intelのリリースおよび動画は削除されました。ただ、Intel Arkによればすでにローンチしている

 Intel Arkで公開された情報によれば、「LAPBC710」と「LAPBC510」の2つのSKUがある。前者はCPUにCore i7-1165G7、メモリ16GBを搭載。後者はCPUにCore i5-1135G7、メモリ8GBを搭載。ストレージはM.2で、2基のThunderbolt 4と2基のUSBを搭載する。本体サイズは355×230×14.9mm(幅×奥行き×高さ)。