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安倍首相「接触確認アプリ」利用呼びかけ。個人情報は取得せず

新型コロナのクラスター対策強化のカギ。6月中旬に導入予定

安倍首相 ※出典:首相官邸YouTube

 安倍首相は首相官邸で25日、緊急事態宣言の解除を発表すると同時に、再び発令する事態を避けるため、「接触確認アプリ」の利用を広く国民に呼びかけた。スマートフォン用のアプリで、個人情報をまったく取得せず、陽性診断の確定者と濃厚接触した可能性が高い者に自動通知する。新型コロナウイルス感染拡大防止のクラスター対策強化のカギとして、6月中旬に導入する予定とのこと。

 「接触確認アプリ」は、AppleとGoogleが提供する「濃厚接触の可能性を検出するシステム」のAPIを利用する。スマートフォンのBluetoothを利用し、同アプリの利用者同士が接触したことを検知して記録していく。アプリの利用者の誰かが新型コロナウイルスに感染したと判明した場合、その感染者と濃厚接触した可能性がある者に自動通知する。

 なお、本アプリは個人情報を取得せず、通知は感染者本人の合意のもとでおこない、お互いに誰とどこで接触したといった情報は通知しないとされる。