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Samsung、光学的に画素密度を倍増したWindows MRの第2世代機

Odyssey+

 Samsung Electronicsは10月22日(韓国時間)、Windows MR(Mixed Reality)対応のHMD「Odyssey+」を発表した。米国では本日よりMicrosoftストアとSamsung.comで販売が開始され、近日中に韓国、中国、香港、ブラジルでも販売される予定。

 外部のトラッキングセンサーを必要としないインサイドアウト方式の6DOFトラッキングに対応し、重量も590gと軽量。3.5型有機ELディスプレイを両眼それぞれに備え、合計解像度は2,880×1,600ドット、視野角は110度、リフレッシュレートは60Hzおよび90Hzをサポートする。

 独自の機能として「Anti-Screen Door Effect(Anti-SDE)」を備えており、VR/MR HMDでありがちな各画素が格子状に見えてしまうスクリーンドア効果を抑止。画素からの光を拡散させ、各画素の周辺に画像を複製表示するグリッドを実装することで、格子状のピクセルを見えなくし、ハード的に615PPIのところ光学的に1,233PPIで見えるという。

 インターフェイスはHDMI 2.0とUSB 3.0、音声入出力を装備。サウンドにはAKGのプレミアムオーディオ技術を採用のヘッドフォンを搭載しており、あらゆる角度から聞こえる3Dオーディオを正確に体感可能とする。