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レノボ、4コアCPU/3,000×2,000ドット13型液晶となった「ThinkPad X1 Tablet」

ThinkPad X1 Tablet

 レノボ・ジャパン株式会社は、キックスタンド付きでキーボードカバーを取り付けられる2in1「ThinkPad X1 Tablet」を一新し、2018年モデルとして発売した。製品出荷は3月中旬を予定している。

 Microsoft Surfaceのようなスタイルのキックスタンド付き着脱式2in1。旧モデルは2,160×1,440ドット表示対応の12型IPS液晶だったが、キーボードをつけてデスクで使うシーンが多かったことを反映し、新モデルは3,000×2,000ドット表示対応の13型IPS液晶へと大型化した。その一方で、プロジェクタといった独自の拡張機能は省かれている。

 CPUは第8世代Coreプロセッサとなり、4コア/8スレッドとなった。多コア化により発熱が心配されるが、熱を広げるヒートシンク機構を新たに採用し、従来モデルから最大で4℃の温度低下を実現している。

 構成例として「20KJ0016JP」は、CPUにCore i5-8250U(1.6GHz、ビデオ機能内蔵)、メモリ8GB、256GB SSD、3,000×2,000ドット表示/10点タッチ対応13型IPS液晶ディスプレイ、OSにWindows 10 Proを搭載した仕様で、税別直販価格は26万円から。

 インターフェイスは、microSDカードリーダ、Thunderbolt 3×2、IEEE 802.11ac対応無線LAN、Bluetooth 4.1、200万画素前面/800万画素背面カメラ、音声入出力、NFC、ジャイロ、光、加速度センサーなどを備える。オプションでLTEの有無も選択可能で、LTE搭載時は近接センサーとGPSも備える。

 バッテリ駆動時間は約11時間。本体サイズは約304.1×226×8.9mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約890g。キーボードドック装着時は高さが15.1mmとなり、重量は約1.27kgとなる。

キックスタンドはSurfaceに近い機構となった
スタンドのヒンジ部
かなりの角度まで倒すことができる
本体内部。熱を横方向にも広げ、最大で温度を4℃低減
画面が大型化し、性能が向上した
キーボードなども改善を施している