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■■AKIBA PC Hotline! HotHotレビュー by Ubiq Computing
L2オンダイAthlon&Duron徹底レビュー~ 最強のパフォーマンス&バリューCPU ~
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20000626/hotrev67.htm
●Socket A
ソケットエー
AMD(Advanced Micro Devices, Inc.)が2000年にリリースした、新型Athlon(コード名Thunderbird)とDuron(同Spitfire)に採用した、CPUを装着するためのソケット。
AMDが'99年にリリースしたAthlon(同K7)は、初期のPentium IIと同様、二次キャッシュとCPUコアが別チップで構成されており、これらを1枚の基板上に実装した、カートリッジタイプのパッケージが採用された。マザーボードへの装着は、拡張カードのスロットとよく似た242接点のコネクタが使われ、Intelはこれを「Slot 1」、AMDは「Slot A」と命名した(物理的には同じSC242コネクタ)。
新型のAthlon及びDuronでは、その後のPentiumやCeleronと同様、二次キャッシュをCPUコアに内蔵。これに伴ない、一般的なPGA(Pin Grid Array)パッケージの製品がリリースされた(DuronはPGAパッケージのみ)。ソケットのピン数は、Intelが370ピン、AMDが462ピンで、それぞれ「Socket 370」「Socket A」と呼ばれている。
【参考】
□PGA他
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/980113/key13.htm#package
□Socket 370
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/990210/key64.htm#Socket_370
□Socket 7
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/980202/key16.htm#Socket7
□Slot A
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/990909/key90.htm#sloat_a
□Slot 1
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/980202/key16.htm#Slot1
□Slot 2
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/980930/key48.htm#Slot2
■■エプソン、約200年の耐光性を持つ顔料系大判プリンタ
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20000627/epson.htm
●ソフトリップ(software RIP [Raster Image Processor])
ベクターデータやテキストを、ラスターデータ(ビットマップデータ)に変換(ラスタライズ)するソフトウェア。
RIPは、一般にはページプリンタに出力するためのラスターイメージを生成するソフトウェアやハードウェアを指す。いわゆるプリンタのラスタライズエンジンで、通常はプリンタ内にハードウェアとして実装。プリンタは、それぞれのページ記述言語(PDL~Page Description Language)で書かれたデータを受け取り、これをイメージに展開して印刷する。
製品としてのRIPは、多くの場合、PostScriptデータを非PostScriptプリンタに出力するためのPostScript RIPのことを指し、PC上のソフトウェアとして動作するものを特にソフトリップという。
【参考】
□PostScript
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/980120/key14.htm#postscript
■■一ヶ谷兼乃のデジタル de Go!Go!
無線LANの互換性を検証する ~ICOM WaveMaster~
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20000627/dgogo14.htm
●MACアドレス(Media Access Control address)
マックアドレス
Ethernetを始めとするIEEE 802.x規格のネットワークで使われる、各ノードに付けられた固有の物理アドレス。
IEEE(Institute of Electrical and Electronic Engineers~米国電気電子技術者協会)802委員会は、LAN(Local Area Network)やMAN(Metropolitan Area Network)の標準化を行なっている委員会で、代表的なものに、現在使われているEthernet(IEEE 802.3)や無線LAN(IEEE 802.11)の規格がある。MACは、ケーブルや電波などの物理的なメディアを使って、実際にパケットを伝送するためのプロトコルレイヤーで、ここでの伝送に使われる、ノードを識別するための固有の番号をMACアドレスという。
具体的には、IEEEが管理する3バイトのベンダーコードと、各ベンダが管理する3バイトのコードで構成された6バイトの番号で、ネットワークカードなどのパケットの出入り口にこの番号を付加。ネットワークの最下層では、最終的にこの番号を使ってノードを識別し、パケットの伝送が行なわれる。
□IEEE OUI(Organizationally Unique Identifier) and company_id Assignments
(ベンダーコードの検索や一覧が入手できる)
http://standards.ieee.org/regauth/oui/
【参考】
□IEEE
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20000519/key119.htm#IEEE
□IEEE 802.11(無線LAN)
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/991007/key93.htm#IEEE_802
■■IDC Japan、国内プリンタ市場動向を発表
インクジェットプリンタシェア、エプソンの首位独走揺るがず
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20000628/idcj.htm
●カラーレーザープリンタ(color laser printer)
カラー印刷が可能な電子写真方式のプリンタ。製品には、光源にレーザービームを使用するタイプとLEDヘッドを使用するタイプがあり、厳密には前者を指すが、一般には両者を合わせてカラーレーザープリンタと総称している。
電子写真方式はコピー機と同じ原理で、帯電した感光ドラムに光をあてて印刷イメージの電荷パターンを形成。これにトナーを付着させ、着いたトナーを紙に転写して、熱と圧力を加えて定着させる。一般的なモノクロレーザープリンタの場合には、露光したドラムに黒のトナーを付着させて転写/定着する。
カラーレーザープリンタの場合には、商業印刷と同じCMYK(Cyan、Magenta、Yellow、blacK)4色のトナーを使用し、各色成分別に、露光→転写のプロセスを4回繰り返して出力する(印刷時間もランニングコストも、モノクロタイプの4倍かかる)。印刷用紙に直接4回転写すると、紙送りに非常に高い精度が要求されるため、通常はプリンタ内部に中間転写用のドラムやベルトを用意。このベルトやドラム上に、各色のトナーをいったん写し、フルカラーイメージに合成したものを紙に転写する仕組みを採用している。
カラーレーザープリンタの前身であるフルカラーコピー機は、'87年にキヤノンが「PIXEL」の愛称で発売(型番はCLC-1)。市場では、これにPC用のインターフェイスを載せた複合機を中心とした、大型のフロアタイプが先行する形になったが、非常に高価であり用途は限られていた。PC向けのいわゆるデスクトップタイプのカラーレーザープリンタは、'93年にQMS(現在はMINOLTA-QMS)が最初の製品「ColorScript Laser 1000」をリリース。が、やはり高価でカラー印刷のニーズも低かったため、ほとんど普及しなかった。各社の本格的な参入は'98年頃から始まり、オフィス向けの低価格な製品(といってもインクジェットの比ではないが)を次々に投入。現在は、30万円前後の製品も発売されており、本格的な普及期を迎えている。
【参考】
□熱転写方式
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/971216/key11.htm#thermal
□インクジェット方式
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/971216/key11.htm#inkjet
□LED方式
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/981203/key57.htm#LED
□サイカラー方式
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/980903/key44.htm#Cycolor
□TA方式 (Thermo-Autochrome)
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/980415/key26.htm#TA_method
■■元麻布春男の週刊PCホットライン
ソフトウェアでの問題点が残るDVD-RAM 2.0 ~DVD-RAM 2.0試用レポート~
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20000628/hot98.htm
●USB 2.0(Universal Serial Bus specification revision 2.0)
ユーエスビーにいてんぜろ
Compaq、Hewlett-Packard、Intel、Lucent、Microsoft、NEC、Philipsが中心となって開発し2000年4月にリリースした、480Mbpsの高速転送モードをサポートするUSB規格。
USBは、低中速デバイス向けの汎用シリアルインターフェイス規格として、'96年に最初の正式規格をリリース。現在は、'98年にリリースされた改訂版の1.1をベースとしたものがほとんどのPCに搭載され、標準インターフェイスの1つとしてすっかり定着している。
従来の規格では、様々なデバイスの接続を想定した3種類の転送モードと、2種類のスピードモードが規定されていた。転送モードは、不定期に行なわれる一般的なデータ転送を想定した「バルク(Bulk)転送」。キーボードやマウスなどを想定し、定期的にデバイスをポーリングする「インタラプト(Interrupt)転送」。マルチメディアデバイス用に一定の帯域を保証する「アイソクロナス(Isochronous)転送」の3種類(このほかにデバイスのコンフィギュレーションを行なうための「コントロール転送」もある)。転送速度は、1.5Mbpsの「ロースピードモード」と、12Mbpsの「フルスピードモード」である。
USB 2.0は、従来の規格に480Mbpsの高速転送をサポートするハイスピードモードを加えたスーパーセットで、HUBを介した最大6階層127デバイスの接続。最大5mのケーブル長(デバイス間)。ホットプラグを含むプラグ&プレイ対応。バスから給電を受けるバスパワーデバイスのサポートといった、これまでの機能はそのまま継承。ホストとデバイス、中継するHUBがともに2.0対応の場合に、新しいハイスピードモードを従来の転送速度と混在する形で利用できる設計になっている。
USBでは、フレームと呼ばれる1ミリ秒の短いタイミングを反復し、各フレームの中で、各デバイスに少しずつ転送時間を割り当てる仕組みになっている。2.0では、このフレームを、125μ秒というさらに短いマイクロフレームに分割。ハイスピードモードでは、このマイクロフレームの中で、各デバイスに転送時間を配分。2.0デバイスは、1.1デバイスよりも大きなデータパケットを、より多くの回数転送できるので、新旧混在環境であっても、旧デバイスに足を引っ張られずに高速な転送が行なえる(帯域の大半を旧デバイスが予約してしまった場合を除く)。
転送モード | スピードモード | 1フレーム、 1マイクロフレームあたりの 最大転送バイト数 | エラー訂正 | 帯域保証 | 転送方向 |
---|---|---|---|---|---|
インタラプト転送 | 480Mbps | 1,024×3 | あり | あり | デバイスからPC |
12Mbps | 64 | ||||
1.5Mbps | 8 | ||||
バルク転送 | 480Mbps | 512 | あり | なし | 双方向 |
12Mbps | 64 | ||||
1.5Mbps | 利用不可 | ||||
アイソクロナス転送 | 480Mbps | 1,024×3 | なし | あり | 双方向 |
12Mbps | 1,023 | ||||
1.5Mbps | 利用不可 | ||||
コントロール転送 | 480Mbps | 64 | あり | なし | 双方向 |
12Mbps | 64 | ||||
1.5Mbps | 8 |
□USB Implementers Forum
http://www.usb.org/
【参考】
□USBスピーカー
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/980708/key37.htm#usbspeaker
□USBポート
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/971014/key2.htm#usb
[Text by 鈴木直美]