トピック
Macのマルチモニター環境の大きな悩みが1つ解決された!
~BenQのMA270UはMacの世代に応じた自動色調整機能で手間いらず
- 提供:
- ベンキュージャパン株式会社
2025年5月27日 06:30
ノートPC、デスクトップPCを問わず、複数アプリケーションで効率的に作業するため、今やマルチモニター環境は必須と言ってもいい。実際、マルチモニターの使いこなしに関する特集記事はいつも反響が大きい。しかし、マルチモニター環境を導入した結果、大きなストレスが生まれることもある。それはモニターごとの色味の違いだ。
同じメーカーで揃えれば比較的発色を揃えやすいが、ノートPCと外部モニターでマルチモニター環境を構築した際には、画面ごとに色味が違ってしまう可能性が高い。発色が統一されていない環境では、正しい色で写真を現像したり、動画のカラーグレーディングを行なうことは至難の業である。
クリエイターにはMac使いが多いと思うが、そんなMac使いのクリエイター諸氏にお勧めしたいのが、BenQの27型4K IPS液晶モニター「MA270U」だ。価格は8万7,000円。
本製品はMac向けに開発されたモニターで、筐体のデザインだけでなく、画面の色味もMacに合わせて調整されている。そして、手作業で色合わせする面倒な作業をしなくても、色味が統一されたマルチモニター環境でクリエイティブな作業に集中できるのだ。
見た目だけでなく、画面の色味もMacと統一
まず本製品を使ってみて感じるのは、Macと接続した際の一体感だ。特に筐体カラーがMac系のシルバー仕上げが採用されており、デュアルモニター環境を構築した際の親和性が高い。筐体の造形もシンプルさが追求されており、ミニマリズムを重視して仕事空間をコーディネートしたい方に魅力的なデザインと言えよう。
今回、シルバーだけでなくブラックのMacBookとも組み合わせてみたが、MA270Uのデザインの方向性や塗装の質感がMacBookと合わせられているため、違和感なく組み合わせられると感じた。
MA270Uの一番の売りが「Macとの色味の一貫性」だ。液晶パネル自体の品質が高いが、その上でBenQ独自のカラーチューニング技術を採用。デフォルトで設定されている「M-bookモード」を利用すると、MA270Uの色味がMacBookに自動的に合わされる。
実際、直接両方の画面を交互に見ても、色味の違いはほとんど分からない。キャリブレーションなどをせずにこれだけ色味が統一されていれば、マルチモニター環境での作業効率が高まることは間違いないはずだ。
なお、今回MacBook AirとMacBook ProをMA270Uに接続してみたが、パネルやバックライトが異なっているにも関わらず、どちらの場合でもMacBookに合わせた色味で表示された。BenQによれば、MacBookのモデルや世代の違いを認識して、色味を自動調節しているとのこと。どのMacBookに接続しても色味をマッチさせてくれるのは、カラーキャリブレーション機器を持っていないユーザーにはうれしい仕様だ。
Macとの色味の一貫性はすでに確認できているが、カラーキャリブレーション機器で色域を計測してみた。結果は、sRGBカバー率は99.8%、sRGB比は133.3%、AdobeRGBカバー率は88.7%、AdobeRGB比は98.8%、DCI-P3カバー率は96.3%、DCI-P3比は98.3%となった。公称ではDisplay P3カバー率95%、sRGBカバー率99%と謳われている。Display P3はDCI-P3をベースに作られたカラースペースで、両者には違いがあるが、MA270Uはカタログスペック通りの広色域を備えている。
専用ユーティリティ「Display Pilot 2」は、必ずインストールするべき注目ソフト。輝度や音量の調整、アプリごとにカラーモードを自動変更する「アプリケーションモード」、任意のカスタムキーをショートカットに割り当てる「ショートカットカスタマイズ」などさまざまな機能が用意されている。
特に便利なのが「輝度の同期」と「キーボードホットキー」。輝度の同期を有効にすると、MacBookあるいはMA270U内蔵の環境光センサーを使って、すべてのモニターの輝度を自動同期できる。また、キーボードホットキーにより、MacBook本体の輝度調節キー操作で、MacBookの画面の明るさと連動して、MA270Uの輝度も調整されるのだ。つまり、色味だけでなく明るさもMacに自動で合わせられるということだ。
Apple純正モニターはスペックが異なるが、下位モデルでも約22万円。それよりも安価に導入できるMA270Uが、まるでApple純正モニターかのような使い勝手を実現しているという点も注目に値する。
Display Pilot 2が非常に高機能に作られている分、OSDメニューは「輝度」、「音量」、「入力切り替え」、「情報」とシンプルな構成だ。情報にDisplay Pilot 2をインストールするためのQRコードが掲載されていることからも、BenQがOSDメニューではなく、Display Pilot 2を使うことを推奨していることが分かる。
Display P3カバー率95%と広色域を確保、縦置き含めて調整機構も充実
MA270Uの細かなスペックも紹介する。解像度は4K(3,840×2,160ドット)、画素密度は163ppi。パネルはIPS液晶で、バックライトはLED。画面仕上げはナノマットコートが採用されている。
輝度は400cd/平方m、HDRはVESA DisplayHDR400とHDR10をサポート。色域はDisplay P3カバー率95%、sRGBカバー率99%。コントラスト比は1,200:1、表示色は約10億7,000万色。リフレッシュレートは60Hzで、応答速度は5ms(中間色)だ。
映像端子はHDMI 2.0 2基、USB Type-C(90W給電、DP Alt、データ転送対応)を用意。ダウンストリームUSB端子は、USB 3.2 Gen 1 2基、USB 3.2 Gen 1 Type-Cを装備している。
本体サイズは613.8×560.1~445.1×220.2mm、重量は8.2kg。3W×2のステレオスピーカーも内蔵。調整機構はフルスペックで、ティルトは-5度/20度、スイベルは15度/15度、ピボットは90度、高さは115mmまで調節できる。
クリエイティブワーク向けに外部モニターを探しているMacユーザーに強くお勧め
MA270Uは外箱に「BenQ Monitors for MacBook Series」と記載されているほど、MacBook向けに特化したモニターだ。ミニマリズムデザインを採用したシルバーボディーはApple製品との親和性が高い。
また、カラーチューニング技術M-bookモードによって、あらゆる世代のMacBookと色味を自動的に合わせられ、専用ユーティリティDisplay Pilot 2によって輝度も連動可能で、MacBookのキーボード操作でも、MA270Uの明るさを同時に調整できる。まさにいたれりつくせりだ。
Apple純正モニターより手頃な価格で、優れた映像品質、機能性を実現しているというわけだ。もちろん、ケーブル1本で映像出力、給電できるType-C接続に対応しており、ナノマットコートやTUV Reflection Free認証取得などのアイケア機能も充実。クリエイティブワークにも活用できるMac用モニターを探している方に、MA270Uはもってこいの1台と言える。












































![[Amazon限定ブランド]CCL い・ろ・は・すラベルレス 2LPET ×8本 ミネラルウォーター 無味 製品画像:1位](https://m.media-amazon.com/images/I/41h0MHfvhkL._SL160_.jpg)








