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Made in 福島-神戸の「動く電話テレピー」の実証実験が終了 兵庫県神戸市「Be Smart KOBE」プロジェクト

iPresence合同会社(本社:兵庫県神戸市、代表 クリストファーズ クリスフランシス)は、福島県伊達郡川俣町とアサヒ通信株式会社(本社:福島県福島市、代表取締役社長:菅野 高延)と令和3年5月10日に締結した「IoT等を活用した快適な地域社会の構築に向けた事業連携協定」に基づき、【動く電話テレピー(Telepii)(以下、テレピー)】の初となる実証実験を福島県川俣町で実施、2021年11月22日にモニターを希望された住民の皆様へアンケートを募り、集計を行いました。

協定では、IoT等の先端技術を活用し、子どもから高齢者までのすべての町民が安心・安全に、そして快適に暮らすことができる地域社会の構築に向け、三者が連携し、(1)実証の周知やモニターの募集、(2)アンケート調査の実施、(3)町内の企業を巻き込んだ製品の品質向上に向けた意見交換やビジネスマッチングなどを実施することとしています。

■動く電話テレピー(Telepii)実証実験アンケート集計結果
テレピーの接続相手は親、配偶者、子、兄弟、祖父母、友人、同僚など、日常的に深く関わりのある相手が大半を占めました。
テレピーの最大の特徴、遠くにいる人が近くにいるように感じることができたかについては、83%の方が「はい」と回答、「極めてリアルタイムに近い感覚で会話ができた」「川俣町で一人暮らしの母の安全の見守りができる」「遠隔地の状況をこちらの意思で確認することができる」「通常のテレビ電話と違ってより近くに感じる」「思ったより広く見渡せる」など喜びの声が多く寄せられました。

一方テレピーを使って難しかったこととして、「接続相手によってアプリのダウンロードや初期設定が難しく感じられ時間がかかった」「スマートフォンのカバーを外してのせることが手間」「テレピー本体の充電機能やスマートフォンへの充電機能が欲しい」といった今後の開発課題や機能面の拡充を求める貴重な声もいただきました。

また今回の実証実験を通して、高齢者や子供の見守り、オンライン飲み会やオンライン会議など一般化しつつある遠隔操作用ロボットに求められる機能だけでなく、結婚式や住宅の内見、音楽フェスといった新しい使い方もモニターの皆様よりご提案をいただき、非常に充実した結果を得られました。

ご協力いただいた皆様、誠にありがとうございました。

■兵庫県神戸市「Be Smart KOBE」プロジェクト「ICTを活用したお子様とご高齢者様の見守り」の実証事業を開始
福島での実証実験と並行して、阪急阪神ホールディングスグループの阪神ケーブルエンジニアリング株式会社(本社:兵庫県西宮市、代表取締役社長:藤井 啓詳)、アイテック阪急阪神株式会社(本社:大阪市福島区、代表取締役社長:清水 正明)及び株式会社ミマモルメ(本社:大阪市福島区、社長:小坂 光彦)と連携し、神戸市が市内で技術実証・実装を支援する「Be Smart KOBE」プロジェクトの令和3年度「AI・IoT等を活用して社会課題解決を目指す事業」の実施企業に選定され、10月18日より『ICTを活用したお子様とご高齢者様の見守り』に関する実証事業も進行しています。

こちらは現在も利用モニター様を若干名受け付けております。神戸市東灘区にお住まいの方でテレピーにご興味のある方はぜひご連絡ください。

モニターに関するお問い合わせはこちら:contact@telepii.com

<実証事業について>
【目的】
神戸市内の協力事業者様との連携により、ICTを活用した見守りサービスを提供することで、市民の皆さまにとって安心・快適なまちづくりに寄与することを目的としています。

【実施期間】
2021年10月18日~2022年3月31日(予定)

【概要】
動く電話テレピー×ミマモルメ
~ビーコンタグ検知とビデオチャットロボットの連携による見守り~

画像1:
テレピーバナー

神戸生まれの小型テレプレゼンスアバターロボット「動く電話テレピー(以下、テレピー)」を自宅に設置し、ビーコンタグを持つ参加者が帰宅すると、ミマモルメアプリに帰宅情報を通知+ワンタッチでテレビ電話が可能です。

【事業エリア】
・神戸市立本山第一、第二、第三小学校区を中心とした神戸市東灘区全域

【参加者(見守られる方)】
・神戸市立本山児童館、本山第一、第二、第三小学校及び
神戸インターナショナルスクールに通われている児童

・神戸市東灘区にお住いの高齢者の方
※応募状況により、対象者を拡大する場合があります。

<「Be Smart KOBE」とは>
・兵庫県神戸市において、世界が将来直面する人口減少や高齢化、エネルギー転換などの課題を、「先進」的な技術を活用しつつ、人間中心の目線で解決することを目指し、「Human×Smart」な都市づくりに取り組まれているプロジェクトのことです。
https://www.city.kobe.lg.jp/a05822/smartcity/saisentangijutu_reiwasannendojigyou.html

画像2:
実証事業イメージ

※Telepiiは既存のスマートフォンの通信機能を生かして、遠隔に居る人々が家族・友達との団欒に参加できる家庭用テレポート機器です。
離れている家族、友達、同級生をインターネットで結び、同じ場所で同じ体験を共有でき、単なる電話での通話や、PC内での会話でなく、まさにそこに居ることを体験し、遠隔団欒を作り出す機器です。

Telepiiホームページ: https://telepii.com/

※テレプレゼンスアバターロボット(テレロボ)とは
テレロボは遠隔ビデオチャットとロボット技術を組み合わせることにより、遠くからでも主体性を持って遠隔地を歩き回ったりできる新たなコミュニケーションツール。

■会社紹介
iPresence合同会社はtemi、kubiやDouble3などを活用したテレプレセンスアバターロボット関連サービスのパイオニア。
デジタルツインやメタバースと遠隔コミュニケーション技術を組み合わせた新たな遠隔地体験方法の開発・提供をしており、DX(デジタルトランスフォーメーション)と日本文化や地方創生プロジェクトなどに尽力しています。

■会社概要
商号 : iPresence合同会社
代表者 : クリストファーズ クリスフランシス
所在地 : 〒658-0032 兵庫県神戸市東灘区向洋町中6-9
神戸ファッションマート4階
設立 : 2014年5月
事業内容: 先端技術機器、ロボット機器、通信用機器、ソフトウェア
及びそれら関連サービス提供
会社HP : https://ipresence.jp

■お問い合わせ先
iPresence合同会社
〒658-0032 兵庫県神戸市東灘区向洋町中6-9 神戸ファッションマート4階
MAIL: contact@telepii.com

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