イベントレポート
ROG Ally用ドックやRTX 5090 eGPUボックス、初音ミクコラボのアイテムが目白押し!ASUSブースレポート
2025年5月21日 09:37
COMPUTEX TAIPEI 2025会場のROGブースでは、COMPUTEX開幕前日に開催した「ASUS&ROG Media Day」で発表した新製品をはじめ、ROGブランドのPCや周辺機器を展示した。
ROGブースで展示していたゲーミングPC、マザーボードやビデオカードなどのPCパーツ類は、多くがCESなどで発表済みのものが中心だった。新製品は、関連記事でも紹介しているが、本稿では関連記事で取り上げなかった新製品や、発表済みではあるが注目の製品を紹介する。
ROG Dock DG300
ROG Dock DG300は、ポータブルゲーミングPC「ROG Ally」での利用に最適なUSB Type-Cドックの最新モデル。
ドック上面に折りたたみ型のスタンドを備え、スタンドを開くとROG Allyのスタンドとして活用できる点が大きな特徴。ROG Allyをテーブルに置いて、キーボードやマウス、ゲームコントローラでプレイする場合に最適だ。もちろん、ROG Ally以外のPCでも利用できる。
前面にはASUSのLED制御システム「Aura Sync」対応のLEDイルミネーションを備えており、ROG AllyやROGシリーズのPCと連携したイルミネーション制御が可能。
ドックとしての仕様は、アップストリームポートはUSB 3.2 Gen 2 Type-C、ダウンストリームポートはHDMI 2.1、Gigabit Ethernet、USB 3.2 Gen 2 Type-C、USB 3.2 Gen 2 3基、3.5mmオーディオジャックを備える。映像出力は4K/144Hzまたは8K/30Hzまで対応。USB Type-Cは最大100WのUSB PD出力およびパススルーに対応しており、ROG Allyなどの接続機器に電力を供給しながら利用できる。
ROG XG Mobile GC34X
「ROG XG Mobile GC34X」は、GeForce RTX 5090 Laptop GPUを搭載する外付けGPUボックス。CESで発表したもので、デタッチャブル型ゲーミングタブレットPC「ROG Flow Z13」向けとして位置付けられている。
PCとの接続インターフェイスはThunderbolt 5を採用。最大80Gbpsの転送速度を生かし、GPUの性能を高いレベルで引き出すことが可能。ROG Flow Z13にはThunderbolt 5端子はなく、USB4接続となるため、最大限の性能は発揮できないが、ROG Flow Z13はdGPUを搭載しないため、ROG XG Mobile GC34Xを接続することで描画性能を大きく高められるという。
Thunderbolt 5以外には、HDMI 2.1、Display Port 2.1、Gigabit Ethernet、USB 3.2 Gen 2 2基、SDカードスロットを備える。このほか、Aura Sync対応のLEDイルミネーションも備える。
初音ミクコラボのゲーミングデバイス
先日日本でも発表された、ASUSのゲーミングブランド「TUF Gaming」シリーズの初音ミクコラボゲーミングデバイスをROGブースで展示した。
アイテムは、キーボード、マウス、マウスパッド、ヘッドセットの4製品を展開。いずれも、初音ミクのシンボルカラーであるターコイズブルーをアクセントとして利用。また、初音ミクのシルエットや文字などを各所に配置するなど、ファンにはたまらないグッズとなっている。各製品の詳細については、関連記事をチェックいただきたい。
ROG Courser
「ROG Courser」は、ROGブランドのゲーミングチェア新モデル。背もたれは90~155度の間でリクライニングするが、「Dynamic Synchronized Reclining system」の採用によって、リクライニング時でも背中が過度に伸びる感覚がなく、快適に利用できるという。角度を自在に調節できる360°4Dアームレストと、4D Adjustable Lumbar Supportによる奥行きや高さの調節で、身体への負担を少なく利用できる。
このほか、マグネット式で着脱可能なヘッドレストやLEDイルミネーションも備えている。LEDイルミネーションは、背面USBポートにポータブルバッテリを接続することで利用可能。イルミネーションの発光パターンなどは、背面スイッチで切り替えられる。
こちらは、残念ながら現時点で日本での発売予定はないとのことだ。