イベントレポート
MWC発表のLenovo MiixやYogaなど2in1 PCやタブレットを実機写真で紹介
2017年3月1日 17:57
Lenovoは、Mobile World Congress 2017(MWC 2017)開催に合わせて、2in1 PCの「Yoga」シリーズや「Miix」シリーズ、Androidタブレット「Tab 4」シリーズなどの新製品を発表し、MWC 2017会場ブースで展示した。
各製品の詳細なスペックは関連記事『Lenovo、LTE対応10型フルHD 2in1「Miix 320」など』が詳しいので、本稿では新製品の実機写真を紹介する。
Miix 320
「Miix 320」は、液晶着脱式の2in1 PC新モデル。エントリーレベルの低価格製品ながら、LTE対応モデルやフルHD(1,920×1,080ドット)液晶搭載モデルなどをラインナップ。
CPUはAtom x5、メモリは最大4GB、内蔵ストレージは最大128GB eMMC。本体サイズは、タブレットPC部単体が249×178×9mm(幅×奥行き×高さ)、キーボードドッキング時が249×183×8.5mm(同)。タブレットPC部の重量は、Wi-Fiモデルが550g、LTEモデルが560g、ドッキング時の重量はWi-Fiモデルが1.02kg、LTEモデルが1.03kg。欧州での価格は、Wi-Fiモデルが269ユーロ、LTEモデルが399ユーロ。
Yoga 720(13.3型)
13.3型のYoga 720は、IPS液晶搭載の360度液晶開閉型2in1 PC新モデル。
CPUは第7世代Core iを搭載し、液晶はフルHDまたは4K(3,840×2,160ドット)を選択可能。Windows Hello対応の指紋認証センサーや、スタイラスペン”Active Pen”に対応する点も特徴。本体サイズは310×213×14.3mm(同)、重量は約1.3kg
Yoga 720(15.6型)
15.6型液晶を搭載したYoga 720の基本スペックは13.3型モデルと大きく変わらず、CPUは第7世代Core iを搭載するが、ディスクリートGPUとしてGeForce GTX 1050も搭載可能となっている。
液晶はフルHDまたは4Kから解像度を選択可能。メモリは最大16GB、内蔵ストレージは最大1TBのPCIe SSDを搭載可能。本体サイズは364×242×19.9mm(同)、重量は約2kg。
Yoga 520(14型)
14型IPS液晶を搭載するYoga 520は、Yogaシリーズ低価格モデル。
CPUは第7世代Core iを採用し、メモリは最大16GB。内蔵ストレージは最大512GBのPCIe SSDおよび1TBのHDDを搭載でき、SSDとHDDの同時搭載にも対応。液晶の表示解像度はHDまたはフルHD。本体サイズは330×235×19.9mm(同)、重量は約1.74kg。
Tab 4
「Tab 4」シリーズは、Androidタブレット新モデル。8型液晶搭載の「Tab 4 8」と「Tab 4 8 Plus」、10型液晶搭載の「Tab 4 10」と「Tab 4 10 Plus」の4モデルをラインナップ。
ノーマルとPlusとの違いは、筐体背面がノーマルが滑り止め加工を施した樹脂素材に対してPlusはガラスを採用していたり、搭載SoCがノーマルはSnapdragon 425に対しPlusがSnapdragon 625となっているなど、Plusの方が上位の仕様となっている。
液晶は全モデルIPSを採用し、表示解像度はHD。また、マルチユーザーモードに対応。Plusでは側面に指紋認証センサーを搭載し、各ユーザーの指紋を登録することで指紋認証だけで各ユーザーを切り替えてログオンできる。欧州での販売価格は、Tab 4 8が169ユーロから、Tab 4 10が179ユーロから、Tab 4 8 Plusが259ユーロから、Tab 4 10 Plusが299ユーロ(同、35,880円)からとなる。