イベントレポート
CESで展示された「EliteBook x360」などHP新製品を実機レポート
2017年1月5日 15:56
既報の通り、HPはCES 2017に合わせてノートPCや湾曲液晶搭載一体型PCなどの新製品を発表した。各製品の詳細は関連記事を参照いただくとして、本稿ではCES 2017に合わせて開催されたイベント「Digital Experience!」で展示された新製品の実機を写真で紹介する。
EliteBook x360
「EliteBook x360」は、液晶部が360度開閉する仕様の2in1 PC新モデル。第7世代Coreプロセッサ、最大16GBのメモリ、360GBのNVMe PCIe SSD、13.3型4K(3,840×2,160ドット)またはフルHD(1,920×1,080ドット)表示の液晶を搭載するというように、スペックも充実。オプションのアクティブペンを利用したペン入力にも対応する。
重量は1.28kgと、このクラスの2in1 PCとしては標準的。1kg切りのモバイルノートも増えている中では、実際に手にするとやや重く感じるが、モバイル用途として十分許容範囲内と言える。また、高さも14.9mmと薄く、収納性も悪くないだろう。
Spectre x360
15.6型液晶搭載の2in1 PC「Spectre x360」の新モデル。Core i7-7500U、GeForce 940MX、15.6型4K(3,840×2,160ドット)液晶などを搭載し、こちらも高スペックなPCとなっている。液晶が大型のため重量は約2kgあり、さすがにモバイル用途としては厳しいという印象。ただ、家庭内で持ち運んで利用するには苦にならないだろう。
また、13.3型液晶搭載のSpectre X360新モデルも展示されていた。こちらも第7世代Coreプロセッサを搭載し、液晶は13.3型で4K(3,840×2,160ドット)表示に対応。サイズは326×219×15.5~17mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約1.45kg。
HP Spectre
こちらは、超薄型クラムシェルPC「HP Spectre」新モデル。CPUが第7世代Coreプロセッサに強化されており、展示機ではCore i7-7500Uが搭載されていた。液晶は13.3型で、表示解像度はフルHD(1,920×1,080ドット)。そのほかの仕様は従来モデルから大きく変わっていない。
HP ENVY Curved All-in-One 34-b010
「HP ENVY Curved All-in-One 34-b010」は、アスペクト比21:9の34型湾曲液晶を搭載する一体型PC新モデル。大型の液晶を搭載するため、かなり横幅は大きいが、スッキリとしたデザインで、液晶ベゼルがかなり狭くなっていることもあって、数字ほどの大きさは感じない。液晶下部の本体部分は、横幅こそあるが、奥行きは短く、デスク上での占有スペースも思ったほどではなさそう。
本体側の上部左には、Qi準拠のワイヤレス給電機能を搭載し、対応スマートフォンなどを置くだけで充電が可能。また、全面はメッシュとなり、内部にBang & Olfsenの4スピーカーシステムを内蔵。実際の音もかなり高音質と感じた。
背面には、各種ポート類がまとめられており、放熱用の排気口も見える。また、電源ボタンは背面に用意されている。