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Apple、AI幹部にMicrosoftやGoogleで活躍したスブラマニヤ氏

 米Appleは12月1日、アマル・スブラマニヤ氏が同社AI担当シニアバイスプレジデントに就任すると発表した。前任に当たる前マシンラーニング/AI戦略担当シニアバイスプレジデントのジョン・ジャナンドレア氏は、2026年春の退職までアドバイザーを務める。

 スブラマニヤ氏は直近でMicrosoftのAI担当コーポレートバイスプレジデントを務め、それ以前はGoogleでGemini Assistantのエンジニアリング責任者を務めるなど、AI開発における豊富な経験を持つ。

 同氏はクレイグ・フェデリギ氏のもとでApple Foundation Modelsやマシンラーニング研究などを統括する予定。ジャナンドレア氏が管轄していたそのほかの組織については、サビ・カーン氏とエディ・キュー氏に移管される。

 ティム・クックCEOは、ジャナンドレア氏の貢献に感謝するとともに、スブラマニヤ氏の加入とフェデリギ氏の役割拡大により開発体制を整備し、AI関連の取り組みを加速させると述べた。