RGB LEDでメカニカルなキーボードがついた「Raspberry Pi 500+」登場

　Raspberry Pi LTDは9月25日、キーボード一体型の「Raspberry Pi 500+」を発表した。日本ではスイッチサイエンスが準備ができ次第国内で販売開始する予定だとアナウンスしており、価格は3万9,600円。

　Raspberry Pi 500+は、Raspberry Pi 5をベースとしたキーボード一体型PC「Raspberry Pi 500」の上位モデル。キーボードがメンブレンからARGB LEDバックライト付きのメカニカルに変更された。また、メモリは8GBから16GBに増量され、Raspberry Pi OSがプリインストールされた256GBのSSDも標準搭載する。

　なお、キーボードはGateron KS-33青軸ロープロファイルスイッチを採用した88キー配列(英語配列は84キー)。キーキャップは交換できる仕様となっており、ノイズを軽減するダンパーキット(200個入りで660円)も用意される。

　主な仕様は、CPUがCortex-A76×4(2.4GHz)、GPUがVideoCore VII、メモリが16GB LPDDR4X-4267、ストレージが256GB SSDなど。インターフェイスは、USB 3.2 Gen 1 2基、USB 2.0、microSDカードスロット、Gigabit Ethernet、Micro HDMI出力2基、40ピンGPIO。

　電源は5V/5A。本体サイズは312×123.06×35.76mm。

　日本語キーボード版とACアダプタ、Raspberry Pi OSプリインストールのmicroSDカード、およびHDMIケーブル、公式マウス、英語版ビギナーズガイドをセットとした「Raspberry Pi 500+ Kit 日本語キーボード」は4万3,560円。