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シャープ、ライカ監修カメラ搭載の「AQUOS R10」。防犯機能を強化したベーシック機も
2025年5月29日 13:02
シャープは29日、Androidスマートフォン「AQUOS R10」および「AQUOS wish5」を発表した。価格は未発表。発売時期は前者が7月上旬以降、後者が6月下旬以降としている。
AQUOS R10
ピーク時輝度3,000cd/平方mの6.5型Pro IGZO OLEDディスプレイを採用したハイエンドモデル。明暗差の大きさを生かして細部の質感まで描写する表現力を特徴としている。HDR非対応のコンテンツも明るく鮮やかに表示できるという「バーチャルHDR」とDolby Atmosへの対応により、映像作品の視聴に適するとしている。
SoCにSnapdragon 7 Gen3を採用。メモリは12GB LPDDR5X、ストレージは256GB/512GB。IP65/IP68およびMIL-STD-810G準拠の防塵、防滴、耐衝撃性能のほか、おサイフケータイにも対応。OSはAndroid 15でOSバージョンアップは発売日から最大3回、セキュリティアップデートは5年。
カメラはライカ監修のシステムを採用。14chスペクトルセンサーの搭載で色再現性や暗所画質の改善を図った。前面/背面ともに約5,030万画素CMOS。背面カメラはメインが焦点距離35mm換算で23mm相当/F1.9、広角が13mm相当/F2.2。前面カメラは23mm相当/F2.2。機能面では被写体に落ちた影をAIが検出して取り除く影除去やハイブリッド手ブレ補正、被写体追尾機能などを備えている。
通話機能としては、通話中に出たキーワードやハイライトをAIがまとめてメモに残すAIアシスタント機能を装備。残したメモに日時があればカレンダーアプリに登録できるようになっている。
そのほかの主な仕様は、ディスプレイ解像度が1,080×2,340ドット、リフレッシュレートは可変で1～240Hz、マスク対応顔認証、指紋認証など。
インターフェイスはUSB 3.2 Gen 1 Type-C(DisplayPort 1.4対応)、Wi-Fi 7、Bluetooth 5.4、microSDカードスロット、Nano SIM/eSIM対応。
バッテリ容量は5,000mAh。本体サイズは約156×75×8.9mm、重量は約197g。カラーはCashmere White、Charcoal Black、Trench Beigeの3色。
AQUOS wish5
120Hz駆動液晶搭載の6.6型ベーシックモデル。SoCはDimensity 6300でメモリは4GB、ストレージは64GB/128GB。
本体を強く振ると大音量のアラームを鳴らすほか、設定した端末に位置情報を共有する「防犯アラート」機能を装備する。IPX5/X8/X9準拠およびMIL-STD-810H準拠の防塵、防滴、耐衝撃性能を備え、アルコール除菌シートで拭くこともできる。おサイフケータイや通話時のAIアシスタント機能も装備する。OSはAndroid 15でOSバージョンアップは発売日から最大2回、セキュリティアップデートは4年。
カメラは背面カメラが約5,010万画素で25mm相当/F1.8。前面カメラは約800万画素で26mm相当/F2。
そのほかの主な仕様は、ディスプレイ解像度が720×1,612ドット、マスク対応顔認証、指紋認証など。
インターフェイスはUSB 2.0 Type-C、Wi-Fi 5、Bluetooth 5.3、microSDカードスロット、Nano SIM/eSIM対応。
バッテリ容量は5,000mAh。本体サイズは約166×76×8.8mm、重量は187g。カラーはMISORA、NADESHIKO、WAKABA、YUKI、SUMIの5色。
