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HP、“仮想現実”を実現する液晶ディスプレイ「Zvr」
~曲面/4K/5K液晶も一挙発表。Ultrabookのワークステーションも
(2015/1/6 13:13)
米Hewlett-Packard(HP)は5日(現地時間)、インタラクティブな仮想現実を実現するという23.6型ワイド液晶ディスプレイ「Zvr」を発表した。
商用ディスプレイとしては初めて“仮想ホログラフィック3D”を実現したという。専用のメガネを装着すると、ディスプレイに内蔵された視差センサー(4つのIRカメラ)が頭の動きを検出し、立体的に映し出された3Dオブジェクトが目の動きに合わせて動く。また、付属のスタイラスペンを介して3Dオブジェクトとインタラクションを行なうことが可能となっている。
主な仕様は、パネルがTN、解像度が1,920×1,080ドット、応答速度が5ms、視野角が上下160度/左右170度。PCとの接続インターフェイスはDVI-D、DisplayPort。USB 2.0も備えており、2ポートのUSB 2.0 Hubを内蔵する。
このほか同時発表されたディスプレイ製品は下表の通り。
製品名 | 種類 | サイズ | 解像度 |
---|---|---|---|
Z34c | 曲面ディスプレイ | 34型 | 3,440×1,440ドット |
ENVY 34c | |||
EliteDisplay S270c | 27型 | 1,920×1,080ドット | |
Pavilion 27c | |||
Z27q | 5Kディスプレイ | 5,120×2,880ドット | |
Z27s | 4Kディスプレイ | 3,840×2,160ドット | |
Z24s | 24型 |
さらに、CPUをBroadwellに刷新したUltrabook準拠の14型モバイルワークステーション「HP ZBook 14 G2 Mobile Workstation」、15.6型モバイルワークステーション「HP ZBook 15u G2 Mobile Workstation」も発表した。