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Microsoft、Office 2013ライセンスのPC間移行を認める

3月6日(現地時間)発表

 米Microsoftは6日(現地時間)、海外におけるOffice 2013リテール版のライセンス規定を見直し、異なるPCへのライセンス移行を許可するものに変更した。

 Office 2013では、リテール版であっても、PCが保証の下で故障した場合を除き、別のPCへインストールし直すことを許可していなかった。しかし、これに対してユーザーから反発があったため、従来までのOffice 2010同様、異なるPCへのインストールし直しを許可することにした。

 具体的には、Office 2013をインストールした端末が故障したり、新しい端末を購入した場合、元のPCからアンインストールすることで、新しい端末へライセンスを移行できる。移行ができるのは90日に1回までだが、ハードウェアが故障した場合については、より短い期間での移行も認めている。このライセンス規定は即日有効になる。

 なお、日本ではリテール版については、最初から新しいPCへの移行が認められているので、この変更に伴う影響は受けない。

(若杉 紀彦)