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富士通、専用リモコンでスマートTVのように使用できる一体型PC「Desktop F」
2025年1月16日 11:00
富士通クライアントコンピューティング(FCCL)は、一体型PCの新シリーズ「FMV Desktop F」を発表した。第1弾となる2025年春モデルとして、27型「FMV F77-K1」、23.8型「FMV F75-K1」、「FMV F55-K1」を17日に発売し、実売予想価格は順に32万円弱、25万円強、23万円強の見込み。
同社は、本モデルよりブランドおよびシリーズ名を刷新しており、一体型PCブランドは一部モデルを除き、従来の「ESPRIMO」から「Desktop」に変更するほか、シリーズ名は従来の「FH」から「F」と、Hを除いた名称となる。
WQHDまたはフルHD表示対応のディスプレイや、Dolby Atmos対応でツイーター搭載の2+2chステレオスピーカーを搭載する一体型PC。旧モデルと比較して、スマートTVのように操作できるVOD視聴アプリを備えた専用リモコン「Videoポータルリモコン」を新たに付属するほか、Copilotキーを備える。
4辺狭額縁で省スペース筐体のデザインながら、画面上部にプライバシーカメラシャッター付きのWebカメラを搭載する。モニター下には、付属の静音マウス/キーボードなどを収納できるスペースが設けられている。
主な仕様はFMV F77-K1の場合、Core i7-1260P、32GBメモリ(最大64GB)、約1TB SSD(PCIe 4.0対応)、27型WQHD非光沢ディスプレイ、BDXL対応のBlu-ray Discドライブ、Windows 11 Homeなど。
FMV F75-K1の場合、Core i7-1260P、16GBメモリ(最大64GB)、約512GB SSD(PCIe 4.0対応)、23.8型フルHD非光沢ディスプレイ、スーパーマルチドライブ、Windows 11 Homeなど。
FMV F55-K1の場合、Core i5-1235U、16GBメモリ(最大64GB)、約512GB SSD(PCIe 4.0対応)、23.8型フルHD非光沢ディスプレイ、スーパーマルチドライブ、Windows 11 Homeなど。
インターフェイスは共通で、USB 3.2 Gen 2 Type-C、USB 3.2 Gen 2 2基、USB 3.2 Gen 1、HDMI 2基(入出力各1基)、Wi-Fi 6E、2.5Gigabit Ethernet、Bluetooth 5.3、約92万画素Webカメラ(Windows Hello対応)、SDカードスロットなどを備える。
本体サイズ/重量は、FMV F77-K1が616×189×437〜438mm/約8kg、FMV F75-K1およびFMV F55-K1が544×189×395〜398mm/約6.2kg。
同社はカスタムメイドモデルとして、FMV F77-K1ベースの「FMV WF2-K1」やFMV F75-K1およびFMV F55-K1ベースの「FMV WF1-K1」も16日に受注開始し、1月下旬に発売する。