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ネコ型配膳ロボットのPuduから、今度はセミヒューマノイドロボット「PUDU D7」
2024年9月20日 16:21
Pudu Roboticsは、人間のような上半身と車輪付きの下半身を組み合わせたセミヒューマノイドロボット「PUDU D7」を発表した。
開発は同社の研究開発部門である「Pudu X-Lab」で行なわれた。人間のような上半身でロボットアームを備え、車輪付きの下半身との組み合わせにより、高度な機動性と器用さを兼ね備えた。これによりさまざまな環境で多様なタスクをこなすことが可能となり、飲食、医療介護、リテール、教育、宿泊、娯楽、工業、サービスセンター、住宅/オフィスビル、交通機関などでの利用が期待される。
身長は165cm、重量は45kg。アームは65cmまで伸び、30の自由度を備えているが、器用な手のアタッチメントを装着すれば、自由度を50まで高められる。これによりエレベータ操作や物品輸送、仕分け作業などが可能としている。
1kWh超のバッテリを搭載し、8時間以上の連続稼働が可能。360度の全方位移動、最高2m/sの走行、10度までの傾斜での走行が可能なほか、10kgの物を持ち上げられ、0.1mmの終点精度を備える。
また、AIモデルとして、「高レベルプランニング」と「低レベルプランニング」と呼ばれる階層型制御システムを採用。抽象的で戦略的なタスクとリアルタイムの感覚に基づくアクションの両方を賢く管理できるという。さらに、階層型アプローチにより、複雑なサービスシナリオを理解して対応するだけでなく、時間の経過とともに継続的に学習して操作を改良できる。