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Micron、232層QLC NAND採用のSSD「2500 SSD」
2024年4月25日 14:50
Micron Technologyは25日、同社が16日(米国時間)に発表した、232層QLC NANDフラッシュを採用したクライアント/データセンター向けSSD「Micron 2500 SSD」に関する説明会を実施した。
Micron 2500 SSDは、クライアント/データセンター向けSSDとして初めて232層のQLC NANDフラッシュを採用した製品。プレゼン資料の作成やカジュアルなゲームプレイ、Webブラウジングといった日常的な利用に好適とする。
本製品はユーザー体験の向上を中核に置いて開発したといい、コストや性能、柔軟性、電力性能などにおいて、クラス最高水準を謳っている。
176層のQLC NANDを備えた前世代と比較して、NAND I/O速度は50%高速化したほか、読み取り性能は24%、プログラミング性能は31%向上したという。
競合QLC SSDとの比較では、PCMark 10は最大45%優れており、シーケンシャルリード速度は最大72%、シーケンシャルライト速度は最大97%優れた性能を示したという。
容量は512GB/1TB/2TBの3種類。シーケンシャルリード速度は512GBモデルが6,600MB/s、1TBと2TBモデルが7,100MB/s。シーケンシャルライト速度は順に3,650MB/s、5,800MB/s、6,000MB/s。
ランダムリード速度は順に53万IOPS、90万IOPS、100万IOPS、ランダムライト速度は順に86万IOPS、100万IOPS、100万IOPS。総書き込み容量(TBW)は順に200TB、300TB、600TB。
フォームファクタはM.2 2230/2242/2280。PCI Express 4.0 x4接続に対応する。