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Ryzen 5 4500U搭載7型ゲーミングUMPC「AYA NEO」がIndiegogoで予告

AYA NEO

 クラウドファンディングサイトIndiegogoにおいて、APUとしてRyzen 5 4500Uを搭載した7型ゲーミングUMPC「AYA NEO」が予告された。

 AYA NEOは、ニンテンドーSwitchのような形状のWindows搭載ゲーミング機。AMD製APUのRyzen 5 4500Uを搭載しており、“世界初の7nm(プロセッサ)ハンドヘルドゲーミングデバイス”と謳っている。

 液晶は7型ということで、すでにローンチしているGPD WIN 3より一回り大きいが、スライド機構はなく、ハードウェアキーボードは非搭載で、Windows標準のソフトウェアキーボードを利用する点が大きく異なる。

 その一方で、アナログジョイパッドの搭載やアルプス製スイッチの採用、振動によるフィードバックはGPD WIN 3と共通。これに加えジャイロを内蔵する。ステレオスピーカーを採用するほか、2基のディスプレイ出力を備える。

 液晶は7型でタッチ対応のIPSパネル。画素密度は215dpiとされているため、逆算すると1,280×800ドットの解像度である可能性が高い。最高輝度は500cd/平方m、色域はNTSC比76%。メモリはLPDDR4X-4266を採用し、容量は16GB。NVMe SSDを採用する。また、バッテリは47Whで、65WのUSB PD充電に対応する。

 気になる性能だが、予告によれば「サイバーパンク2077」のようなタイトルも30FPS以上で動作するという。過去のレビューの傾向からすると、GPUの絶対性能という意味では、第11世代Coreに内蔵されたIris Xeのほうが2割~5割ほど速いが、現時点ではIris Xeでサイバーパンク2077を動作させることができない(リリースノートでも明言している)。ゲームソフトとの互換性という意味ではAYA NEOに軍配が上がりそうだ。