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Apple、血中酸素濃度を計測できる「Apple Watch Series 6」

~廉価版の「Apple Watch SE」も投入

Apple Watch Series 6

 Appleは15日(現地時間)、スマートウォッチの新製品「Apple Watch Series 6」を18日に発売する。税別価格は42,800円から。

 4つのLEDクラスタとフォトダイオードにより、血中酸素濃度が計測可能になった。これにより血中酸素濃度を計測するアプリが利用できるようになり、一般的なウェルネスとフィットネスに活用できるようになった。

 また、睡眠をサポートするアプリや、手洗いを自動的に検出して手洗い時間を提示するアプリを搭載。文字盤の選択肢も増加させ、よりカスタマイズ性に富んだものとなった。

 ケースはシリーズ初となる(PRODUCT)REDモデルと、ブルーの2色を用意。バンドはバックルや穴などの要素を完全に廃した「ソロループ」を用意し、2つの素材と9つのカスタムサイズから選択できる。

 プロセッサは64bitデュアルコアの「S6 SiP」となり、Series 5に搭載された「S5 SiP」より最大で20%高速化している。ディスプレイはLTPO OLED常時表示対応のRetinaディスプレイとなっている。

Apple Watch SE

 このほか、税別29,800円からの「Apple Watch SE」を新たに用意。こちらはS5 SiP搭載となっているほか、ディスプレイも常時表示ではなくなり、血中酸素濃度計測には非対応。その一方で転倒検出やコンパス、常時計測の高度計といったSeries 6譲りの機能を搭載する。

 両製品ともに、GPS+セルラーモデルでは家族と連携できるファミリー共有設定に対応し、現在位置や健康状態などを取得可能。また、ワークアウトのモチベーションを向上させるサービス「Fitness+」も新たに提供開始するとしている。