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十束おとはさん、7型ゲーミングUMPC「OneGx1」でHalo 2のプレイを披露

~2S相当で税別69,800円の「OneMix 1S+」もひそかに登場

OneGx1を手にする十束おとはさん

 ONE-NETBOOKの代理店を務める株式会社テックワンは30日、都内で7型ゲーミングUMPC「OneGx1」の製品発表会を開催。女性アイドルグループ“フィロソフィーのダンス”のメンバーのうちの一人である十束おとはさんをゲストに招き、新製品の紹介を行なった。

 なお、製品の詳細についてはニュース(7型ゲーミングUMPC「OneGx1」の国内正規版が8月中旬に発売)およびレビュー(ゲームコントローラを後付けできる異色の7型UMPC「OneGx1」を参考にされたい。

 十束おとはさんはメンバーのなかで唯一のゲーマーだと言う。新製品のOneGx1を使って、事前にLeague of Legend(LoL)のプレイを体験したのだが、「小さい画面でやるというのはまったく新しい体験で新鮮だった。普段使っているPCと遜色なく操作できるし、私は手が小さいので逆にスキルとかのキーにアクセスしやすかった」と述べた。

 また、PCゲームをどこでも遊べるというのは今までにない体験とのことで、「こんなに小さいPCが存在するとは知らなかった。入手したら遠征のさいにも持ち運んでいけるし、楽屋の空き時間にLoLをプレイしたりできるので、いろいろ楽しみたい。ゲーマーとしては幸せなことだと思う」などと語った。

 続いて、2004年にXbox向けに発売され、2007年にPC向けに移植されたFPSゲーム「Halo 2」のプレイを発表会で実際に披露した。このタイトル自体はやや古いが、Intel UHD Graphics 615でも問題なくプレイ可能で、コントローラも活用できる。十束さんは「キーボードとマウスの操作が苦手な人でもコントローラで操作できるので、FPSに苦手意識をもっている初心者にも優しい仕様だと思います」と語った。

 さらに、このコントローラは、PCと別々に接続することで2台として認識され、2人同時プレイで活用できるのだが、発表会では「ファイナルファイト」のプレイがデモされた。古いタイトルだけあって、十束さんはプレイしたことがないというのだが、「この小さな画面ではとてもキレイに見えてすごく新鮮」と感想を述べた。ただ、グループメンバーのなかでゲーマーは十束さんだけなので、「残念ながら楽屋で一緒に遊んでくれる人はいなさそう……」と淋しげにコメントした。

十束おとはさん
Halo 2のプレイに挑む十束おとはさん
コントローラを巧みに使ってプレイ
事前にLoLをプレイしたそうだが、小さい画面はものすごく新鮮だったとのこと
テックワン代表取締役の中林氏と二人で協力プレイ
プレイタイトルは「ファイナルファイト」。たしかに筆者でもこのサイズでファイナルファイトをプレイしたことはない
OneGx1の実機。製品写真については、レビューのほうが詳しいので、そちらを参照されたい

UMPCを再度盛り上げるマーケティングに注力。税別69,800円のOneMix 1S+もひそかに

 Zoomを使いリモートで発表会に参加したJack Wang社長は「日本は海外市場のなかでもっとも重視している市場であり、新製品発表会はつねに日本が世界に先駆けるかたちで開催している。今回のOneGx1は、画期的な着脱式ゲームコントローラを採用しつつ、6000番台のアルミニウム合金で質感や美しさを極めた。また、筐体色や日本語配列のキーボードも、日本のファンの方々からの投票や声を反映したものとなっている。新製品を楽しんでもらいたい」などと語った。

リモートで発表会に参加したJack Wang社長
テックワン 代表取締役の中林秀仁氏

 テックワン 代表取締役の中林秀仁氏は、「昨年(2019年)5月にWang社長が来日したさいに、家電量販店のニンテンドーSwitchのコーナーに自ら赴き、消費者の使い方や買い方などを注意深く観察していたが、それから得た知見もOneGx1に反映されている。また、Wang社長自身も美学にこだわりがあり、製品はこうであるべきといったビジョンを明確に持っている。このあたりがOneGxのスタイリッシュさ、軽量さ、先進的なアグレッシブさにつながっている」と紹介。

 ONE-NETBOOKとの今後の協業体制については、中国サイドと緊密に連携したサポート面の強化に加え、日本ではかつて東芝やソニーが台頭するも、相次ぐ撤退で一時下火となったUMPC市場を再び盛り上げるべく、マーケティング活動をしっかり行ない市場を復活させていきたいとした。

ONE-NETBOOKのコンセプト
リングライトやRGB LEDキーボードバックライトなど、小型ながらもゲーミングPCとしての美を追求
LTEモデルの投入は新しいトピック。いつでもどこでもインターネット環境を実現可能。なお、5Gモデルについては検討中とのこと
テックワンの予約特典。専用ゲームコントローラは先着100名にもれなくプレゼント。それ以外にフェイクレザーのオリジナルキャリーケースや、Micro HDMI変換ケーブルが付属する

 ちなみにOneGx1とともに、7型の「OneMix 1S+」もひっそり登場している。こちらは、2019年5月に登場した「OneMix 2S」と同じ仕様(Core m3-8100Y、メモリ8GB、256GB SSD)で筐体色をOneGx1と同じライトグリーンとし、税別価格は69,800円に引き下げたモデルとなる。

 こちらも発表会で簡単に紹介がなされ、「王様のブランチ」で元レギュラーレポーターだった竹内佳菜子さんをゲストに呼んでトークが行なわれた。実際にOneMix 1S+を手にした竹内さんは「こんなに小さいPCがあるとは知らなかった。これまで台本などはPCに送られ、そちらでチェックしていたが、出かける前に“台本まだ来ないかな?”と待たされことがしばしあった。しかしOneMixなら出かけてしまってもどこでもチェックできるので、ぜひ活用したい」とコメント。また、ペン入力できる点も竹内さんにとって便利に使える機能だとして紹介された。

ひっそり登場したOneMix 1S+。事実上OneMix 2Sを値下げしたモデルとなる
竹内佳菜子さんがOneMix 1S+の優れた使い勝手を披露
OneMix 1S+の実機