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Apple、A13 Bionicプロセッサ+トリプルカメラの「iPhone 11 Pro」

iPhone 11 Pro

 Appleは11日、トリプルカメラとA13 Bionicプロセッサを搭載したフラグシップスマートフォン「iPhone 11 Pro」、「iPhone 11 Pro Max」を13日午後9時より予約開始する。出荷は9月20日。

 税別価格は、iPhone 11 Proの64GBモデルが106,800円、256GBモデルが122,800円、512GBモデルが144,800円。iPhone 11 Pro Maxの64GBモデルが119,800円、256GBモデルが135,800円、512GBモデルが157,800円。

iPhone 11 Pro Max

 35mm換算で13mm相当の超広角、26mm相当の広角、そして52mm相当の3つの1,200万画素カメラを備え、スタジオにおけるプロの使用に耐えうる写真/動画撮影クオリティを実現。動画を撮影するさいに3つのカメラをまたいでも、露出、オートフォーカス、色味などを自動的に統一させ、シームレスに切り替えられる。カメラアプリのUIインターフェイスもトリプルカメラに最適化した。

 拡張ダイナミックレンジと映画レベルの手ブレ補正を持つ4Kビデオを60fpsで撮影可能。また、動画の回転、トリミング、自動補正、フィルタの追加などこれまでの写真編集のようにも本体のみで行なえる。

iPhone 11 Proのトリプルカメラシステム
映画クオリティの動画も撮影できる

 このほか、機械学習を活用したスマートHDR機能、暗所で明るい写真が撮れるナイトモード、写真モードでもシャッターボタンの長押しで動画が撮影できるQuickTake、前面カメラで120fpsのスローモーションが撮れるスローフィーなどが特徴。

 ディスプレイは800cd/平方m、HDR時1,200cd/平方m、200万:1のコントラスト比、458dpi、広色域を実現したOLED「Super Retina XDRディスプレイ」を採用。環境に合わせてホワイトバランスを調整する「Ture Tone」もサポートする。

 ディスプレイサイズおよび解像度はiPhone 11 Proが2,436×1,125ドット表示対応の5.8型、iPhone 11 Pro Maxが2,688×1,242ドット表示対応の6.5型となっている。

 プロセッサは新設計の「A13 Bionic」となり、スマートフォントップクラスの性能がさらに向上した一方で、消費電力が低減。iPhone 11 ProではiPhone XSと比較して最大4時間、iPhone 11 Pro MaxはiPhone XS Maxと比較して最大5時間、バッテリ駆動時間が伸びたとしている。

 このほか、水深4mで最大30分間の浸水に耐えるIP68等級の防水防塵設計、二重のイオン交換プロセスで強化したガラス、ステンレススチールフレームの採用などが特徴。なお、今回から「ミッドナイトグリーン」という本体色が加わった。

 インターフェイスは、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.0、NVC、FeliCa、GPS/GNSS、電子コンパス、Face ID、気圧計、3軸ジャイロ、加速度センサー、近接センサー、環境光センサー、Lightning端子など。

 対応バンドは、FDD-LTEが1/2/3/4/5/7/8/11/12/13/17/18/19/20/21/25/26/28/29/30/32/77、TD-LTEが34/38/39/40/41/42/46/48、CDMA EV-DO Rev.Aが800/1,900MHz、UMTS/HSPA+/DC-HSDPAが850/900/1,700/2,100/1,900/2,100MHz、GSM/EDGEが850/900/1,800/1,900MHz。

 本体サイズおよび重量は、iPhone 11 Proが71.4×144×8.1mm(幅×奥行き×高さ)/188g、iPhone 11 Pro Maxが77.8×158×8.1mm(同)/226g。