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ASUS、タッチパッドをディスプレイに使える14/15.6型ノート
2019年8月20日 15:00
ASUS JAPAN株式会社は8月20日、タッチパッド部分にディスプレイを搭載する14型ノート「ZenBook 14」および15.6型の「ZenBook 15」を国内向けに発表した。税別価格はZenBook 14の「UX434FL-A6002T」が144,500円、「UX434FL-A6002TS」が166,500円、「UX434FL-8565」が183,500円、ZenBook 15の「UX534FT-A9012TS」が222,500円。
大型化したScreenPad 2.0
ZenBook 14/15は、COMPUTEX TAIPEIに合わせ、台湾で5月末に発表された製品。タッチパッドがサブディスプレイとして機能するノートPCは、昨年(2018年)にZenBook Pro 14/15として登場しており、本製品ではさらに高機能になった「ScreenPad 2.0」を搭載。ディスプレイのサイズが5.5型から5.65型になるとともに、解像度も1,920×1,080ドットから2,160×1,080ドットへと拡大されている。
ScreenPad 2.0は当然タッチパッドとしても利用可能。ファンクションキー([F6]キー)を押すことで簡単に切り替えができる。また、タッチパッド上からも切り替えることが可能で、ScreenPadモード時には左下にタッチパッドモード移行アイコンが、タッチパッドモード時には右上にScreenPadに戻る「×」アイコンが表示されている。
さらに、ScreenPadを3本指タップすることで一時的にタッチパッドモードにするジェスチャ機能も用意。このときにしばらくタッチパッドの操作を行なわなければ、自動的にScreenPadモードに戻るようになっている。これにより、前世代のScreenPadと比べてより直感的にわかりやすく使えるようになったという。
ScreenPadのカスタマイズもでき、ScreenPadの背景、輝度/解像度/リフレッシュレート、表示アプリの変更なども行なえる。テンキーを表示させることや、デジタイザペンを使って手書き入力に使うことも可能。Microsoft Officeがインストールされていれば、Word/Excel/PowerPoint利用時に、リボン機能をScreenPad上に表示させてショートカット的に扱うこともできる。
なお、説明によれば、ScreenPad 2.0のプラットフォームは、従来のクローズド/ASUS独自のものから、オープン/Windowsをベースとしたものに変更になったという。初代ScreenPad登場時の説明では、ソフトウェアに関してはオープン化していく予定で、2018年内を目処にSDKを公開する予定としていたが、このときの公約は初代では果たせなかった。ScreenPad 2.0でようやくオープン化を実現する見込みだ。
高耐久筐体にWhiskey Lake搭載
筐体はアルミニウム合金を採用し、堅牢性を確保。加えて、米国防総省が定める米軍資材調達基準のMIL-STD-810G規格も取得。振動/耐衝撃・落下/気圧/高温/防湿/低温などといった耐久テストをクリアし、信頼性を高めている。
CPUは4コア/8スレッド動作のCore i7またはi5を搭載し、ZenBook 14ではGPUにディスクリートのGeForce MX 250を、ZenBook 15ではGeForce GTX 1650を実装。ディスプレイは両製品とも広視野角のフルHD(1,920×1,080ドット)液晶ディスプレイを採用しており、狭額縁設計によって画面占有率を高めている。
このほか、キーピッチ18.75mm、キーストローク1.4mmのイルミネーション機能付き日本語キーボードや、長寿命のリチウムポリマーバッテリ、Windows Hello対応の顔認証機能の搭載なども特徴となっている。
ZenBook 14(UX434FL) | |||
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型番 | UX434FL-8565 | UX434FL-A6002T | UX434FL-A6002TS |
CPU | Core i7-8565U(4コア/8スレッド、1.8~4.6GHz、UHD Graphics 620) | Core i5-8265U(4コア/8スレッド、1.6~3.9GHz、UHD Graphics 620) | |
GPU | GeForce MX250(2GB、Optimus Technology対応) | ||
メモリ | LPDDR3-2133 16GB | LPDDR3-2133 8GB | |
ストレージ | NVMe SSD 1TB(PCIe 3.0 x4接続) | NVMe SSD 512GB(PCIe 3.0 x2接続) | |
ディスプレイ | 14型液晶、光沢パネル | ||
解像度 | 1,920×1,080ドット | ||
OS | Windows 10 Home | ||
バッテリ駆動時間 | 約7.8時間 | 約8.2時間 | |
汎用ポート | USB 3.1×2(1基はType-C)、USB 2.0 | ||
カードリーダ | microSDカードスロット | ||
映像出力 | HDMI | ||
無線機能 | IEEE 802.11ac、Bluetooth 5.0 | ||
有線LAN | Gigabit Ethernet(USB LANアダプタ付属) | ||
Webカメラ | 92万画素+赤外線(Windows Hello対応) | ||
その他 | 1+1Wステレオスピーカー、アレイマイク、音声入出力端子 | ||
付属ソフト | WPS Office | Microsoft Office Home & Business 2019 | |
本体サイズ(幅×奥行き×高さ) | 約319×199×16.9mm | ||
重量 | 約1.3kg |
ZenBook 15(UX534FT) | |
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型番 | UX534FT-A9012TS |
CPU | Core i7-8565U(4コア/8スレッド、1.8~4.6GHz、UHD Graphics 620) |
GPU | GeForce GTX 1650(4GB、Optimus Technology対応) |
メモリ | LPDDR3-2133 16GB |
ストレージ | NVMe SSD 512GB(PCIe 3.0 x2接続) |
ディスプレイ | 15.6型液晶、光沢パネル |
解像度 | 1,920×1,080ドット |
OS | Windows 10 Home |
バッテリ駆動時間 | 約9.4時間 |
汎用ポート | USB 3.1×2(1基はType-C)、USB 3.0 |
カードリーダ | microSDカードスロット |
映像出力 | HDMI |
無線機能 | IEEE 802.11ax、Bluetooth 5.0 |
有線LAN | - |
Webカメラ | 92万画素+赤外線(Windows Hello対応) |
その他 | 1+1Wステレオスピーカー、アレイマイク、音声入出力端子 |
付属ソフト | Microsoft Office Home & Business 2019 |
本体サイズ(幅×奥行き×高さ) | 約354×220×18.9mm |
重量 | 約1.7kg |