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メルカリ、オークション機能を追加。最短1日で購入者が決まる

 メルカリは、同社が運営するフリマアプリのメルカリにおいて、「オークション機能」の提供を順次開始する。同社は本機能により、ユーザーの価格交渉の負担を軽減し、よりスムーズな取り引き体験の提供を目指している。

 オークション機能は、出品者が商品を一定期間オークションにかけ、最高入札額を提示した購入者に商品を販売できる仕組み。オークション期間は最初に入札された日の翌日20時台まで、または出品者がオークション途中で落札者を確定した時点まで。

 オークション終了までの時間が5分未満の時に入札が行なわれると、終了日時が5分延長される。落札者は24時間以内に商品を購入する必要があり、購入しなかった場合はメルカリの利用を制限されることがある。

 同社は、メルカリでの価格設定の悩みを解消し、より手軽に出品できるようにするため、2024年5月に「価格なし出品」機能の提供を開始した。しかし、同機能については、マッチングに時間がかかるケースが多いことや、価格提案の仕組みが従来のコメント欄での価格交渉と大きく変わらないことなどが、ユーザーから指摘されていた。

 上記の指摘に加えて、同社のアンケート調査でユーザーの約7割がオークションを利用したいと回答したことから、オークション機能の提供に至ったという。