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Windows 10プレビュー版、iGPU/dGPUを任意に切り替え可能に

「設定→システム→ディスプレイ」にGPU選択用の項目が追加

 Microsoftは、Windows 10 Insider Previewの最新ビルド「17093」を、Fast ringとSkip Ahead向けに提供開始した。

 Build 17093では、ディスクリートGPUを搭載するノートPCのようなマルチGPU環境において、アプリによってCPU内蔵GPU(iGPU)かディスクリートGPU(dGPU)かを選択できる機能が追加された。

 NVIDIAで言えば、Optimus Technologyが該当するが、こうした切り替えは基本的にドライバソフトウェアが提供しているグラフィックス設定用のコントロールパネルから行なうようになっている。Windowsの設定でもこれが行なえるようになり、適用した内容はNVIDIA/AMD側のコントロールパネルにも反映される。

 この設定項目は、「設定→システム→ディスプレイ」に用意され、「Power saving」モードか「High performance」モードを選ぶようになっており、前者はiGPUを使用し、後者はdGPUを使用する。また、設定には「System default」も用意されているが、こちらはアプリ側でどちらのGPUを使用するか判断する標準の設定となる。

「Power saving」はiGPUを、「High performance」はdGPUを使う