ニュース

アプリごとに利用GPUを選択可能になったWindows 10プレビュー版

起動時に新機能を通知する機能

 米Microsoftは12日(現地時間)、WindowsインサイダーのDevチャンネル向けに「Windows 10 Insider Preview Build 20190」を提供開始した。

 Build 20190では、Devチャンネルでメジャーアップデートを行なったあとに、Windows 10がどのような新機能を実装したかをTips Appで紹介するようになった。この機能は設定→システム→通知とアクションでオフにできる。

 また、Windows 10ではこれまで、指定したプログラムをどのGPU(CPU内蔵GPUで“省電力”か、高性能GPUで“高パフォーマンス”か)を設定する機能を提供していたが、複数の高性能を持つパワーユーザー向けに、具体的にどのGPUで実行するかを選択する機能が加わった。

 これにより、高性能なGeForceとRadeonが両方搭載されているようなパソコンでも、ゲームを指定したGPUで実行することが可能になる。

具体的にどのGPUで実行するか指定可能になった

 このほか、日本語入力ではひらがなとカタカナへの切り替えを、それぞれCtrl+CapsLockとAlt+CapsLockで行なえるようにした。

 さらに、Windows Subsystem for Linux 1でエラーが表示される問題、ハイバーネーションから復帰したさいにexplorer.exeがタッチデバイスに応答しなくなる問題などが修正されている。