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Windows 10プレビュー版、UWPアプリがファイルシステムにフルアクセス可能に

~Emojiはアイコン更新やキーワード検索対応地域が増加

UWPアプリのアクセス権限設定ページ

 Microsoftは14日(現地時間)、Windows 10 Insider PreviewのRS4向けビルド「17101」をFast ringでリリースした。また、これと同時にRS5向けの「17604」もSkip Aheadでリリースしている(Windows 10の次次期大型アップデート“RS5”のプレビュー版が提供開始)。

 17101では、UWP(Universal Windows Platform)アプリがファイルシステムに対してフルアクセスできるようになり、「設定→プライバシー」のメニュー内にファイルシステムのアクセスに関するページが追加されている。

 UWPアプリごとのフルアクセス許可は原則としてMicrosoftが定めるようだが、アクセスを制限されているUWPアプリがあった場合は、それを許可するかどうかをユーザーに問うダイアログが表示されるようになっているほか、上記のページから任意に設定することもできる。

 なお、UWPアプリがこうした広範なファイルシステムアクセス権を持っている場合でも、フォト、ビデオ、ドキュメントのプライバシー設定ページに表示されないがアクセス権は持っている。

 このほか、一部のEmojiのアイコンが見直され、Emojiのキーワード検索をサポートする地域が150以上に増加。Emojiを入力するためのパネルは、テキスト入力エリアなどで[Windows]+[.]または[Windows]+[;]を押せば呼び出せる。

旧Emoji
新Emoji
Emojiのキーワード検索対応地域が増加