台湾Acerは8日、NVIDIAのIONプラットフォームを初めて採用した超小型デスクトップPC「AspireRevo」を発表した。
IONプラットフォームは、AtomプロセッサとNVIDIAのGeForce 9400M Gチップセットを組み合わせたもの。現行のネットトップやネットブックと同じように安価に製品を構築できるが、Intel製チップセットよりも3D性能が高いことに加え、CUDAによりGPUをアクセラレータとしてさまざまなアプリケーションで利用できることが強み。
正確な本体サイズは不明だが、写真から見る限りはMini-ITX大のコンパクトな筐体を採用。独自のマウントシステムを使うことで、VESAマウント対応ディスプレイの背後に取り付けることもできる。
主な仕様は、Atom 230/330(1.6GHz)、メモリ最大4GB、SATA HDD/SSDを搭載可能。インターフェイスは、IEEE 802.11b/g/n無線LAN、Gigabit Ethernet、HDMI、Mini PCI Expressスロットを装備する。
黒と白を基調とした光沢のあるデザイン | 本体側面 | 通常のデスクトップより遙かに小さい |
(2009年 4月 8日)
[Reported by 若杉 紀彦]