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7型クラムシェルノート「GPD Pocket」、技適を纏って399ドルで登場

GPD Pocket

 小型PCの開発/製造を得意とする香港GPDは、7型のクラムシェルノート「GPD Pocket」を、クラウドファウンディングサイトIndiegogoで出資の受付を開始した。価格は399ドルから。なお、一般販売価格は599ドルとなる予定だ。

 2月15日より資金調達を開始し、もともと20万ドルの資金調達を予定していたが、21日時点で既に目標の672%となる134万ドルの資金調達に成功している。

 GPD Pocketはスーツの胸ポケットに入る7型サイズのクラムシェルノート。重量は480gと軽量ながら、物理キーボードとスティック型のポインティングデバイス、タッチ可能な液晶ディスプレイを備える。OSはWindows 10 Homeに加え、購入時にUbuntu 16.04 LTSも選択可能になっている。

 主な仕様は、CPUにAtom x7-Z8750(1.6GHz、ビデオ機能内蔵)、メモリ8GB(LPDDR3-1600)、ストレージに128GB eMMC、1,920×1,200ドット表示対応/マルチタッチの7型ワイド液晶ディスプレイ(323.45ppi、Corning Gorilla Glass 3付き)などを備える。

 インターフェイスはUSB 3.0 Type-C、USB 3.0、Micro HDMI、IEEE 802.11ac対応無線LAN、Bluetooth、音声入出力(オーディオコーデックはRealtek ALC5645)などを備える。センサーは重力および磁気。

 バッテリは7,000mAhで、約12時間の稼働が可能。充電は5V/2.5AのACアダプタを介して行なう。本体サイズは180×106×18.5mm(幅×奥行き×高さ)。筐体はマグネシウム製でCNC削り出しとしている。

 なお、無線技術を国内で使用可能にする技適の有無について、本誌がGPDに対し取材したところ、全ロットで技適を取得する予定であり、Indiegogo経由で入手した日本ユーザーに対しても、技適付きモデルを出荷する予定であると答えた。

【お詫びと訂正】22日、クラウドファンディングのため記事内の一部表現を改めました。