インプレスeスポーツ部女子レトロゲーム班

黒田瑞貴、「三國志II」にはまり、時間が溶け始める

 こんにちは、黒田瑞貴です! 今回も、1989年にコーエーテクモゲームス(旧光栄)から発売された「三国志II」をプレイしていきます! Steamで1,320円で購入可能です。

この連載ではマウスコンピューターさんの「G-Tune P5」を利用しています。主な仕様は、Core i5-11400H、メモリ16GB、SSD 512GB、GeForce GTX 1650、15.6型フルHD液晶を搭載しています
三國志IIタイトル画面

 前回ざっくりとしたゲームの内容を説明していきましたが、今回は三國志IIの世界を深堀りしていきます! 中華統一を目指すならば、自国を広げていけばいい!!!!ということで、歴史無知の私はまず、領土拡大をしていくことに!

 マップで白い国が、君主のいない国で、戦争をしないでとれるようになっているみたいです。色で分けられ見やすいようになっていて、私が使っている劉焉(リュウエン)は濃い紫色の30番、32番、33番を持っています。最初から広大な領土を持ち、付近一帯を白色の君主なしの国に囲まれており、初手からの接敵がありません。だから劉焉はやりやすい、初心者向けなんですね!

スタート時の君主の分付図

 「とりあえず試しに国を1つ、とってみるか……」。文面ではすごいこと言ってますが、三國志IIでは武将の移動をするだけでできちゃいました。あっさり13番の国が支配下に。

13番の国が自分の国に

 まずは中華統一のこれが第一歩です。あっさりでも、一歩は一歩です!

 とったばかりの国は未発展で資源も、もちろん元々の住民も支配下に置くことになるので、忠誠心もほぼなしです。劉焉のいる栄えた33番の国と新しい13番の国では、比べるとかなり開きがあります……。ので、栄えている地域から、コマンド2"輸送"でお金や兵糧を移動し、他の国にも体力をつけていくようにしてみました。

武将から輸送の報告を受ける

 よしこれで、次のターンにこの国も何か政策が行なえるぞ!

 物資を届け終わると、「ご安心ください、無事に届けることができました。」の文字が。ん!?あれ? 無事じゃないパターンもこれはあるってこと……??それなら一気に大きな金額を動かすのとかは怖い……( ;∀;)。

 そうだよね、現代みたいに「振り込みで!」なんてことはもちろんこの時代ありませんもんね……。盗賊に襲われるとかがあるんでしょうか( ;∀;)。できる限り少額の輸送にして、気を付けようと思いました!!

 最初に輸送した兵糧は民衆からの支持率を得るために、コマンド12の"施し"でほとんどを使いました! リスナーの皆さんが教えてくれた「民の忠誠度は80をキープ!」を基本的に目標にしています。一揆がおきるのを防ぐのかな~、なんて思っていたんですが、1月になり、すごいことが起きます。

1月になり、右側の兵糧と軍資金の量が増加

 なんか、めちゃめちゃお金が増えてる!!!!

 前回のプレイで、7月に収穫があり、兵糧がふえたのですが、1月には税収もはいるらしくお金も増えている('ω')!!!ゲーム開始2カ月ですっからかんになった懐が潤っていくぅ! うれしい!!!

 頑張って治水や開発を続けていたのがここで花開きます。治水工事は台風などの被害を抑えてくれるらしく、開発は土地の価値、収穫量を左右するそうです! 住民の忠誠度は税収などに関わるらしいので、今後も80以上になるようにしようと思います('ω')

 頑張って続けてきたことが、結果として1つ出るのは楽しいし、私的には面白さの1つになりました('ω')!

 1月に結構お金は入ってきたんですが、それでも開発、治水を行ないつつ国を増やしていくと、輸送分までのお金は賄えず、やはりお金が圧倒的に足りない! そこで兵糧を売ることに!!

兵糧の売るタイミングを完全にミスっている

 コマンド13"商人"。商人がその国にいる場合に、このコマンドが実行できます。33国のように栄えてる国には固定で商人がいて、いつでも売買が可能です! 他にも10番(洛陽)、12番(長安)、17番(許昌)、24番(建業)にもいつも商人がいます。

 ただ、米相場なるものがあり、これが毎月かなり変動します。株価みたい。でも売買の手数料はゼロ。良心的じゃないか!!!相場の見方なんですが、調べてみると、金100で米をいくら買えるかor米をいくら売れば金100になるからしいです。

 うわぁ…やってしまった、逆だと思ってて数値が高い時に売ってしまってました( ;∀;)。すごい損してる!!!70に近い時に買って、30以下の時に売る。これが良いみたいです……。気が付かなかったけど、私すごいミスしてたんだ。

 数値的に64以上はなかなかでないので、出たら買う! 逆に数字が30台に乗っているときは売る!!これを次からは徹底していきます( ;∀;)

米相場は上がり下がりが激しい

 間違えてはいましたが、兵糧は施しの分と、少しだけ余分に残して換金。これでしばらく大丈夫そう……! 2年目くらいからは少し余裕のある生活ができるようになりました('ω')。

 私は知らなかったのですが、旧光栄さんのシミュレーションでは、お金はかつかつになるので金策をするのは定番中の定番らしく、こつこつが好きならこの金策も結構はまると思います!

 このまま34番、39番、40番、41番の国を取っていき、順調すぎるくらいに国土を増やしていきます。

順調に国土を増やす

 国土を増やしていくく途中に台風やイナゴの自然災害に見舞われます。これはランダムに起きて、忠誠度などの数値が少し低下します。台風は治水工事をしっかり行なっていれば、被害を最小限に抑えられるので、ここでも内政の成果がでてきました!

各地にランダムででる自然災害

 国を大きくしていく途中で、気が付いたんですが、1国に1人以上の武将が居なければその国を維持できないので、お金の次は圧倒的に武将が足りない!!!どこかから引っ張ってこなければいけないんですが、密書を持っていたやつを1人ひっ捕らえて仲間にしたきり、1人も増えていない……。

 再びマニュアルとにらめっこ。

全コマンド

 リスナーさんも一緒に考えて下さって、初のコマンド"5"の人事発動! 一番大きな都の33番益州で、武将を捜索してみることに。すると許靖(キョセイ)という人が見つかりました。

人事コマンドで許靖(キョセイ)を発見!

 こうやって増えていくのか!!!自国から出てきてくれるなら、忠誠心もあるし助かります。ひっ捕らえたり、無理やり配下にすると、自国への忠誠心を上げるために、お金や馬などの贈り物もかかりますしね。

 武将を任命(登用)する際、

  1. 三顧の礼(さんこのれい)
  2. 名馬
  3. 手紙

と選択肢が出てきます。

 1の三顧の礼はよく分からなかったので調べると、どうやら目上の人が格下の者に直接会ってお願いをする事らしく、キ〇グダム大好きな私としては、もうこれ一択!!!!いきなりすごい人が赴いてきて、武将になってくれなんて……。そんなの熱すぎる!!!この展開は妄想膨らむし、好きすぎるので、今後すべてこれで登用していこうと思います。

 というわけで今月から許靖がくろみ国に仲間入り。ご武運を!!

武将の登用方法

 続いて36番、38番の国も支配下に置き、マップが4分の1ほど自国になってきました! コマンドも最初は、「こんなに覚えるの無理!!!」と思っていましたが、意外にももう半分くらいは覚えて、すらすら実行できるように。

 こうなってくると無心で時間が溶けていきます。面白い……。ただこの面白さ、伝えるの難しすぎる!!!!本当にあっという間に時間が過ぎます。

 三國志IIではコマンド19でゲームの詳細設定、中断、セーブなども可能です。今回はここまででセーブし、次回からは戦争、計略など、内政だけでなく外交的な部分もやって行こうと思います!

今回はここまで!
コマンド19はゲームの詳細設定やセーブができます

 今回もご清覧ありがとうございました! 次回もお楽しみに!

963の三国志II記事用レトロゲーム配信2回目!