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コーディングや動画編集に最高!おすすめの「2画面ノート」ってどんなもの?

~ASUS Zenbook DUO UX8407AAの使い勝手を徹底解説

 広くて快適なデスクトップのために、自宅やオフィスをマルチモニター環境にすることはわりと一般的になってきた。次なる課題は「移動先でどうマルチモニターにするか」だ。

 ノートPCにおいて持ち運びのしやすさを重視すると画面はどうしても小さくなり、視認性が損なわれる。自宅やオフィスがマルチモニター環境だと、それとのギャップからノートPC単体だと余計に画面が小さく狭く感じてしまったりするものだ。

 なので、出先でもマルチモニター化したい。ただ、ノートPCと一緒にモバイルモニターを持ち運ぶとしても、かさばるし、接続用のケーブルも携帯しなければならない。そもそも出先でサブモニターを広げるスペースが確保できるのか、という点も課題だ。

 だったら最初からマルチモニターなノートPCにしとけばいいじゃない! ということで、注目の一台がASUSの新型ノートPC「ASUS Zenbook DUO UX8407AA」だ。今回はこれを使って、マルチモニター界隈垂涎となる、エブリタイムマルチモニターライフを紹介したい。

デュアルモニターを生かした5種類の画面スタイル

2画面ノートPC「ASUS Zenbook DUO UX8407AA」
ASUS Zenbook DUO UX8407AA。ASUS Storeでの直販価格は49万9,800円

 ASUS Zenbook DUO UX8407AAの最大の魅力は標準でデュアルモニターであることだが、その本質は、いつ、どんな場面でも、ユーザーが最大限のパフォーマンスを発揮できるノートPCである、ということ。単に2画面を並べて使えるだけでなく、さまざまなレイアウトで使用できるのだ。

 大まかに以下の3種類に分類できる。

  • 縦置きデュアルディスプレイモード
  • 横置きデスクトップモード
  • ノートパソコンモード

 さらにデュアルディスプレイモードの派生として「仮想キーボードスタイル」や「シェアモード」というのもある。いくつかのユースケースを想定して、どのような使い方ができるのか見てみよう。

エルゴノミック風な「縦置きデュアルディスプレイモード」

 1つ目の「縦置きデュアルディスプレイモード」は、本体底面にあるキックスタンドを起こして、2画面を上下に並べて使うスタイル。その手前に置いた付属キーボードでタイピングとマウス操作を行なう形だ。

上下2画面
「縦置きデュアルディスプレイモード」

 一般的な14型ノートPCと同じ幅、同等の奥行で縦2画面が使えることから、出先での作業には最も向いている。カフェのように狭いスペースしかない場所でも、ノートPCを広げられる幅さえあればデュアルモニターで作業できてしまう。

キックスタンドで角度調節
横から見るとこうなっている

 横長画面を上下に並べるこのパターンは、最も汎用的に使えるスタイルでもある。たとえばオフィス文書と参考資料を上下に分けて表示させて効率よく作業したり、動画編集でプレビューを上画面に表示し、下画面でタイムラインや各種ツールボタンを操作したりするなど……。

動画編集ですごくいい
動画編集時は、上画面にプレビュー、下画面にタイムラインを表示させると好都合

 上画面はユーザーの姿勢によっては見上げる形になりかねないので使いにくそうに思うかもしれない。が、キックスタンドの角度や本体の折り曲げ角度を微調整することで、意外とエルゴノミックな使い心地にできるのもいいところ。

 ノートPCでWeb会議するときによくある「自分の見やすい画面角度にするとWebカメラの視野から自分が見切れる」問題も、(Webカメラを内蔵する)上画面の角度が調整しやすいASUS Zenbook DUO UX8407AAならスマートに解決できる、というメリットもある。

Webカメラも内蔵
上画面に内蔵しているWebカメラの角度を調整しやすいというメリットも

19型相当の大画面風に使える「横置きデスクトップモード」

 次の「横置きデスクトップモード」は、本体を90度回転させて使うスタイル。キックスタンドを最大限に開くと横置きで自立させられ、縦長の画面が左右に並ぶ形になる。縦スクロールメインのWebブラウザやテキスト編集、チャットなどで威力を発揮するだろう。

左右2画面
「横置きデスクトップモード」

 長々としたテキスト文書やコードを管理することになるプログラミングやAIコーディングもこの横置きが便利。一方の画面にAIツールを、もう一方にドキュメントやコードを表示させる、という使い方にぴったりだ。また、片方をさらに上下2分割してコマンド実行用のコンソールや、開発しているツールのテスト画面を配置するのも良さそう。

プログラミングに最適かも
AIツールとコードの同時表示などに都合の良い左右縦長画面

 縦置きよりは高さが抑えられるので、見上げるような姿勢になることもない。むしろ横幅が少し広めになるので自然な使い心地だ。中央で分割されているとはいえ、狭額縁のおかげで境界が目立たず、およそ19型相当の広い1画面のような感覚で使える。

キックスタンドで安定している
横置き時に横から見た場合

 ただし、横幅を取る分、スペースの限られた場所では使いにくいときもある。1人分の作業スペースがしっかり確保されたコワーキングスペースや、フリーアドレスのオフィスなら快適に使えるだろう。

極端に狭い場所、タイピングに集中したいときの「ノートパソコンモード」

 縦置きすれば14型の幅で2画面が使えるといっても、スタンドで立てるとやはり高さ方向にはスペースが必要だ。たとえば飛行機や新幹線のテーブルだと、前席の背もたれにモニターがぶつかってしまうかもしれない。

 出先で急きょPC作業をすることになり、でもテーブルを確保できない、というようなときも厳しい。本体を膝の上に置くしかないとなれば、スタンドで立てるわけにはいかないだろう。そんなときは、キーボードを合体させたノートPCスタイルの出番だ。

どこからどう見ても普通のノートPC
「ノートパソコンモード」

 付属の物理キーボードを手前(下)画面の上に載せればシングルモニターに切り替わり、キーボードとタッチパッドでごく普通の14型ノートPCとして機能する。2,880×1,800ドットというもともと高解像度なディスプレイなので1画面でもデスクトップとしては広いし、高精細だ。

キーボードを簡単に着脱
マグネット式で簡単に取り外せるキーボード。Bluetooth接続となっており、本体に載せなくても使用可能。一方で、画面に仮想キーボードを表示させて使うこともできる
側面に電源スイッチがある
キーボードの充電を行なうためのポゴピンの接点。ASUS Zenbook DUO UX8407AAにキーボードを載せるだけで充電できる
キーボードを載せて横から、いたって普通のノートPCといった外観だ

 作業スペースが極端に限られるような場所だけでなく、レポートなどの長文を作成するときもシングルモニターかつ物理キーボードの方が都合が良い。テキストエディタやWordなどを全画面表示して、余計な情報に惑わされずにワープロ的にひたすらタイプしていく、というのにも向いているのだ。

Core Ultra X9はCPU/GPU/NPUの性能が強力

 さて、今となっては似たスタイルのノートPCやモバイルモニターがいくつか登場し、希少性が薄れた2画面ノート。とはいえ、ASUS Zenbook DUO UX8407AAは紛れもなく「2画面ノートの走り」だ。

今回で3世代目
ASUS Zenbook DUOは歴史ある2画面ノート

 2024年発売の初代「ASUS Zenbook DUO UX8406MA」、2025年の2代目「ASUS Zenbook DUO UX8406CA」、そして今回2026年の3代目「ASUS Zenbook DUO UX8407AA」と、順調に世代を重ねてきている。世代が変わるたびに各部にブラッシュアップが施され、最新モデルは昨今のAI活用にも資する機能・性能を提供してくれる装備になっているようだ。

 前節でさまざまな画面モードを紹介したところで、改めて新型ASUS Zenbook DUO UX8407AAの特徴を紹介する。

 ASUS Zenbook DUO UX8407AAは、14型のOLED(有機EL)ディスプレイを2枚備え、本来キーボードがあるはずの部分もディスプレイになっている2画面ノート。2,880×1,800ドット、16:10の高解像度タッチパネルを2つ装備しており、そのままデュアル(タッチ)モニターのノートPCとして使えるようになっている。

OLEDなので高輝度かつ鮮やかな色合い
2,880×1,800ドットの高解像度OLEDタッチパネルを2つ装備。これは標準の壁紙が表示されている状態

 下側画面にはソフトウェアによる仮想キーボードを表示して文字入力することもできるが、別体式の薄型キーボードが付属しており、これを下側画面の上に重ねて置けば物理接続のキーボードとして、見た目はまるで普通のノートPCのようにして使うこともできる。このキーボードは、本体から離してBluetoothキーボードとしても使用可能だ。

日本語配列のキーボード
薄型のキーボードが付属。本体に合体させて使うことも、離してワイヤレスで使うことも可

 同じ14型クラスのモバイルノートに比べれば若干の厚みはあるものの、19.6~23.4mmとなっており、ここは従来モデルと同程度。キーボードを装着したまま閉じることもでき、このときの最厚部は実測約23.8mmでキーボードなしのときと大差はない。

極限まで厚みを抑えた作り
本体のみでは19.6~23.4mmと、一般的な14型ノートより少し厚い程度
キーボードを装着した状態で閉じたときは厚みがわずかに増える

 そのボディにはASUS独自のCeraluminum(セラルミナム)素材が用いられ、高い耐衝撃・摩耗性能を持つ。手で触れたときの質感の高さも特徴で、サラサラとした手触りは確かにセラミックっぽくもあり、しかし樹脂のような軽快さもある不思議な素材だ。

独自金属素材は質感良好
ボディには独自開発のCeraluminum(セラルミナム)素材が採用されている

 プロセッサは最新世代のインテル® Core™ Ultra X9プロセッサー 388H(16コア16スレッド、最大5.1GHz、Processor Base Power 25W)にアップグレードされた。GPUはゲーミング性能の面でも評価が高い統合グラフィックスのインテル® Arc グラフィックス B390(CPU内蔵)だ。

高性能CPUを採用
最新世代のIntel Core Ultra X9 388Hを搭載

 また、Core Ultra X9内蔵のNPUは50TOPSの性能を持ち、AI処理を高速・高効率で実行可能。Copilot+ PCにも準拠するため、「Windows スタジオ エフェクト」によるWeb会議の背景交換、Windowsの過去の操作履歴を追える「リコール」、画面内要素を抽出できる「クリックして実行」など、ビジネスシーンで役立つ数々の機能も使える。

もちろんCopilot+ PC準拠
Copilot+ PC準拠で「Windows スタジオ エフェクト」などの機能を利用可能

 見た目・使い勝手において大きく変わったことの1つは外部インターフェイスだろう。前世代まで左側面に集中していた2つのThunderbolt 4ポートは、左右1つずつに分散したためケーブルの取り回しで悩むことが少なくなった。ネットワークは最新のWi-Fi 7となり、より高速で安定した通信が可能だ。

使いやすいインターフェイス
Thunderbolt 4(Type-C)ポートは1基ずつ左右に用意し、ケーブルの取り回しなどが楽に
最新のWi-Fi 7対応
Wi-Fi 7環境でインターネット速度を計測。上り下りともに3Gbpsを超えた

 2画面の境界にあるヒンジ・ベゼルの幅が実測4mmほどにまで縮小され、地続き感がアップしているのもポイント。ウィンドウを画面間で移動するとき、あるいは2画面にまたがってコンテンツを表示するときなど、シームレスさが増してより自然な使い勝手になっていると感じる。

つなぎ目はほとんど目立たない
2つの画面の境界は実測たったの約4mmで地続き感が増した
ASUS Zenbook DUO UX8407AAのスペック(使用機の場合)
ASUS Zenbook DUO UX8407AA
OSWindows 11 Home
CPUインテル® Core™ Ultra X9プロセッサー 388H(16コア16スレッド、最大5.1GHz、Processor Base Power 25W)
GPUインテル® Arc グラフィックス B390(CPU内蔵)
メモリ32GB(LPDDR5X)
ストレージ1TB(NVMe M.2 SSD)
ディスプレイ14型OLED 2,880×1,800ドット 2画面(144Hz、HDR、1,000cd/平方m、タッチパネル)
インターフェイスThunderbolt 4 2基、USB 3.2 Gen 2 1基、HDMI、ステレオスピーカー(Dolby Atmos)、ヘッドセット端子
ネットワーク機能Wi-Fi 7、Bluetooth 5.4、Gigabit Ethernet
カメラ207万画素(顔認証対応)
同梱品ASUS Pen 3.0(MPP2.6)、ACアダプタ(最大100W)
サイズ約310.1×208×19.6~23.4mm
重量本体約1.35kg/キーボード込約1.65kg
カラーモーハーグレー
価格49万9,800円(ASUS Store)

タッチ主体の「仮想キーボードスタイル」で未来感ある使いこなし

 ASUS Zenbook DUO UX8407AAの本体に挟んで一緒に持ち運べる付属キーボードだが、持ち歩くときは本体だけにして可能な限り身軽にしたい、という人もいるかもしれない。本体の2画面ともタッチ入力できるので、タイプする機会が多くないのならキーボードを省くのはもちろんアリだ。

 そうしたシチュエーションでは、ハードウェアキーボードの代わりにソフトウェア(仮想)キーボードが使える。ASUS Zenbook DUO UX8407AAでは、手前(下)画面の全体もしくは半分にソフトウェアキーボードとバーチャルなタッチパッドを表示し、画面タッチで通常のノートPCのようなタイピングとマウス操作が可能になっているのだ。

下画面に表示した仮想キーボード
バーチャルなキーボードとタッチパッドでタイピングとマウス操作が可能

 物理キーボードのような凹凸や、キーを押し込む感触がないため(タップ時のハプティック効果の設定は可能)、すばやくタイプしていくのには慣れが必要なところもある。が、身軽にしながらもノートPCとしての機能は損なわれないので、機動性を重視したい人にはおすすめのスタイルだ。

スタイラスペンが標準で付属
「仮想キーボードスタイル」では付属スタイラスペンを使った操作や手書きもしやすい

 また、ソフトウェアキーボードだけでなくASUS Zenbook DUO UX8407AA独自のウィジェット風のツールを並べることも可能。ダイヤルやスライダーで音量調整、画面スクロール、画面の明るさ調整ができたり、コピー&ペーストなどをワンタッチで実行するショートカットボタンを表示したり、数字入力に便利なテンキーを配置したりすることができる。

2画面を生かしたガジェットも
ウィジェット的なコントロールやショートカットから各種操作をワンタッチで実行

 キーボードを使わないときは、タッチ操作主体の2画面タブレット的な使い方もおすすめ。正面(上)の画面で動画や写真のプレビューを、手元(下)の画面でタイムラインや編集機能の操作を、それぞれで行なうようにすると直感的な使い勝手になる。音楽や映像をミキシングするDJソフトにも使えそうだ。

用途によってはタッチ操作は効率がいい
タッチ主体の操作で動画編集などをするのにも最適

 なお、さらなる派生モードとして「シェアモード」というのもある。これは、ASUS Zenbook DUO UX8407AAのディスプレイを180度近くまで開いた状態にすることで、上画面を回転表示して対面の相手側で見やすくするというもの。会議やプレゼンなどで画面を見せながら説明したいときに便利な仕組みとなっている。

対面の相手に画面表示する反転機能
ディスプレイを最大限まで開くと、対面の相手に資料などを見てもらいやすい画面表示にできる「シェアモード」

自宅では外部モニターも使ってトリプルモニターに

 ASUS Zenbook DUO UX8407AAは、出先だけでなくオフィスや自宅でも当然活躍してくれる。デュアルディスプレイモードやデスクトップモードで使うのもいいが、より一層の生産性向上を目指し、外部モニターやマウスなどの周辺機器を組み合わせるのもおすすめだ。

 ASUS Zenbook DUO UX8407AAは本体左右側面に1つずつThunderbolt 4ポートを備えており、ここから外部のType-Cモニターに接続すれば、本体の2画面と合わせて簡単にトリプルモニター(3画面)、クアッドモニター(4画面)の環境を構築できる。デスクスペースに余裕のある環境なら、使い慣れた外部マウスや外部キーボードをつないでもいいだろう。

外部モニターで贅沢な3画面構成
外部モニターを1台追加してトリプルモニター環境に

 通常のモバイルノートだと、画面が小さいので外部モニター主体の使い方になりがちだ。ノートは閉じてクラムシェルにしてしまい、外部モニターのみ表示させて外部キーボード・マウスで操作する、という人も少なくないはず。

 しかしASUS Zenbook DUO UX8407AAの場合は、ノートPC側のディスプレイをメインにした使いこなしもかなり実用的だ。デュアルディスプレイモードにしたうえで、左右に1台ずつ外部モニターを置くとバランスの良いマルチモニター環境になるし、横置きのデスクトップモードにすれば大画面トリプルモニター環境のように扱えたりもする。

 また、自宅のダイニングテーブルなどでテレワークをしていて、業務時間外は片づける必要があるというシチュエーションでは、セッティングや片づけに手間がかからないモバイルモニターを組み合わせるのもいい。すばやくセッティングと撤収が可能で、収納時も邪魔にならない簡易トリプルモニター環境の完成だ。

 「自宅の作業スペースが狭くて小さなモバイルノートだけで作業していた」というような人にとって、簡易トリプルモニターはワークスタイルのアップグレード方法としてかなり有望なように思う。

大容量メモリと高性能GPUがAI性能、ゲーム性能を引き出す

 ASUS Zenbook DUO UX8407AAは、CPUがインテル® Core™ Ultra X9プロセッサー 388H、GPUがインテル® Arc グラフィックス B390(CPU内蔵)、メモリが32GBという高性能なハードウェアを持つだけに、ビジネスシーン以外の処理性能も気になるところ。なので、最後に軽くパフォーマンスもチェックしてみた。

 まずはローカルAIの性能を計測できるツール「LM Studio」を使ったテストから。OpenAIの「GPT-OSS 20B」(約12GB)とGoogleの「Gemma 4 E4B Instruct」(約9GB)で処理したときの速度(トークン/秒)が下記だ。

ローカルAIの処理速度(トークン/秒)

 GPUが使用するメモリはメインメモリの32GBから割り当てられる形。デフォルトでは約18GBがGPUメモリ(VRAM)として使える形になっていて、プリインストールアプリの「MyASUS」でその割り当てを手動調整することもできる。

 今回試したモデルはどちらも10GB前後と大きいが、問題なくVRAMに全体を読み込んで高速に処理した。こうした高性能AIモデルも軽々と扱えるのは、32GBという容量の大きなメモリと、最新のIntel Arc B390を搭載しているおかげだろう。

ローカルAIを動かす「LM Studio」では、大容量メモリのおかげで巨大AIモデルもフルに読み込める

 ところで、ASUS Zenbook DUO UX8407AAはどちらかというとビジネス、クリエイター向けノートPCという位置付けだが、搭載しているインテル® Arc グラフィックス B390(CPU内蔵)はゲーミング性能も高い。ここでは「モンスターハンター ワイルズ」をテストしてみたが、高画質設定でも十分に楽しめるフレームレートを達成しているようだ。

実際に「モンスターハンター ワイルズ」を動かしているところ。上画面でゲーム、下画面にはWebブラウザで攻略サイトなどを表示させるといったことができる
「モンスターハンター ワイルズ」で一定のルートを1分間歩いたときの平均フレームレート(解像度1,920×1,200ドット)

 最後にバッテリ持続時間もチェックした。ASUS Zenbook DUO UX8407AAはディスプレイだけでなくバッテリも2つ搭載する「デュアルバッテリーシステム」を採用しており、その中身は計99Whと14型サイズのノートとしては破格の大容量だ。

 せっかくのデュアルモニターなので、日常作業を想定して「デュアルディスプレイモード」(2画面+付属キーボード+外部ワイヤレスマウス)とし、この原稿の執筆、Webブラウジング、各種ツールの動作確認等、普段の1日の仕事に近い内容でテストした。

 画面輝度は50%、「ファンモード」はスタンダード、「ディスプレイスムージング」の設定は2画面とも最大の144Hzとし、昼に30分の休憩を挟んで朝から夕方まで計6時間使用したところで、バッテリ残量は3%となった。

バッテリに厳しい使い方をしたにもかかわらず6時間動作し、ちょうど1日の仕事をこなすことができた

 画面輝度を除けばPCにとって厳しい条件ではあったが、それでも1日の業務をこなせるほどのスタミナを持っていることが分かる。

もう色物ではない。実用性・生産性を考えるなら2画面ノートだ!

 ともすると色物っぽく見られがちな2画面端末だが、縦置き、横置き、ノートPC風など、さまざまなスタイルで実用的に使える工夫が詰め込まれているのがASUS Zenbook DUO UX8407AAだ。

こんな2画面ノートを待っていた!
2画面時も1画面時も自然に使えるのが魅力のASUS Zenbook DUO UX8407AA

 従来、ノートPCで持ち運びに配慮しながらデュアルモニターにしようと思うとモバイルモニターを組み合わせるしかなかった。でも、それだとやはり重く、かさばる。

 それをASUS Zenbook DUO UX8407AAに切り替えれば、本体だけでデュアルモニターになり、シチュエーションに応じてデュアルにも、シングルにも柔軟に切り替えられる。持ち運び時の重量や安全性の面(バッグの中で動いて破損するなどの危険性が少ない)でも有利だ。

 CPUは最新世代となってさらに性能を向上させ、ビジネス用途メインであるにも関わらず本格3Dゲームをそつなくこなすポテンシャルの高さもある。Copilot+ PCとしてAI関連機能の充実度も高まってきており、それでいて電池持ちも申し分ない。

 2画面の折りたたみスマホが珍しくなくなってきたように、2画面ノートのASUS Zenbook DUO UX8407AAも一般的なバリエーションの1つとして選択肢に入れてみてはいかがだろうか。