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おうちノートは15.6型がオススメな理由。Core i7+メモリ16GBなのに12万円台の「mouse B5-I7I01SR-B」
- 提供:
- 株式会社マウスコンピューター
2025年2月26日 06:30
仕事用のノートPCはなるべく高性能で、かつ薄型軽量さを追求したいが、プライベート用となるとそれとはまた違った基準で選ぶことも多い。性能は控え目でもいいから家計に優しいものにしたい、外に持ち出すわけでもないのでサイズや重量もそれほど気にしない、などなどといった感じだ。
ニーズはさまざまだが、AAAクラスのゲームをしたり、動画編集をしたりというのではなく、”とりあえず性能は必要十分でお財布に優しい製品が家庭に1台欲しい”といった場合は、15.6型ノートがオススメだ。具体的にどういった点でオススメなのかを解説する。
家庭用に15.6型ノートPCがおすすめな理由とは?
主に自宅で使うPCとしてコスパ優先のノートを選びたくなる理由としては、自分や家族が自由に使えるPCがもう1台欲しいとか、ダイニングやリビング、寝室などに持ち運んで気軽に使いたい、といったあたりが多いのではないだろうか。最近だと、テレビ番組にはあまり興味がないけど、NetflixやAmazon Prime Video、YouTubeなどの動画配信は見たいし、スマホより大きな画面で見たいという人も少なくないはずだ。
あるいは、趣味のちょっとした文書作成をできるようにしたい、そして息抜きに軽くゲームもできたらいいな、くらいのヘビー過ぎない用途も考えられる。デスクトップPCだと大げさだし身動きできない、かといって13型以下のノートPCのようなサイズは文字が小さいし、価格も高め。そういう観点から15.6型ノートPCという選択肢は狙い目だったりするのだ。
15.6型が狙い目と言える理由はいくつかある。1つは価格帯が低めなモデルが多くラインアップされていることだ。13型、14型のようなモバイル性重視のノートPCは、高性能と軽さを両立させるために、その時点の最新技術や高価な素材を採用する傾向がある。対して、15.6型が主に対象とする家庭向け用途では、ハイスペックも持ち運びやすさも重視しないことが多い。であれば、実績のある数世代前の技術やパーツで構成するのが合理的だ。必然的に価格は安く、コストパフォーマンスは高くなる。
その分、たとえば液晶ディスプレイは高解像度のものが搭載されることが少ない。フルHDのような一般的な解像度に抑えられがちだが、これもデメリットとは一概に言えないところもある。15.6型にフルHD解像度という組み合わせだと、文字やアイコンなどの画面内要素が大きく、くっきり表示される。多くの用途で視認性が高く感じられるバランスの取れたサイズとも言えるのだ。
動画配信サービスにおいても、4Kはプレミアム的位置付けで、フルHD解像度がスタンダード。それをドットバイドットで明瞭に表示でき、15.6型の大画面なら没入感も高い。6型前後のスマホはもちろん、10型程度のタブレットと比べても、迫力は段違いだ。
迫力という意味では、15.6型ノートPCはサウンド面でも有利。筐体の大きさからスピーカーに大径のものを搭載しやすく、それによって低音も無理なく出力できる。さらに左右スピーカーの間隔が物理的に広がるため、音の広がりを感じやすくもなる。映画のようなサウンド品質にこだわった動画作品や、音楽コンテンツを再生するのにぴったりだ。
各種インターフェイスを多く装備しているのも15.6型ならでは。複数のUSBポート、安定した通信が可能になる有線LANポート、映像出力用のHDMI端子や、場合によっては(micro)SDカードスロット、SIMカードスロットを内蔵しているものもある。外付けするUSBハブやドッキングステーションに頼らず本体だけで多数の周辺機器をつなげられるのは大きなメリットだ。
また、15.6型ノートPCのキーボードは、たいていの場合フルキーボード、かつテンキー付きとなる。これも筐体サイズが大きいおかげ。標準的なキーレイアウトが採用されやすいので使い始めに戸惑うこともないし、テンキーは電卓アプリや表計算を行なうときにあるとやはり便利だ。また、筐体の厚みについても余裕があることから、キーストロークをある程度深くして、良好なタイプフィーリングを実現しやすいのも特徴と言える。
そしてもちろん、バッテリ内蔵なので気軽に持ち運んでどこででも使える。据え置きに近い用途を想定している機種が少なくないので稼働時間は数時間程度と短めだったりもするが、昼はダイニングやリビングで軽作業に使ったり、夕方はキッチンに置いてレシピ動画を参考にしたり、夜は寝室に移動して映画を見たり、といったような使い方には十分だろう。
マウスの15.6型ノートPCはここがイイ!
「mouse B5-I7I01SR-B」は、そうした15.6型ノートPCの家庭向けとしての強みを最大限に生かした機種となっている。価格は12万9,800円からと非常に魅力的。にも関わらず、その価格の標準スペックがCore i7-1255U(10コア12スレッド、最大4.70GHz)、16GBメモリとなっており、ほとんどミドルクラス並だ。
mouse B5-I7I01SR-Bの主な仕様 | |
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OS | Windows 11 Home |
CPU | Core i7-1255U(10コア12スレッド、最大4.70GHz) |
GPU | Intel Iris Xe Graphics (CPU内蔵) |
メモリ | 16GB (DDR4-3200、最大64GB) |
ストレージ | 500GB (NVMe SSD) |
ディスプレイ | 15.6型液晶 (1,920×1,080ドット、60Hz、非光沢) |
インターフェース | USB 3.2 Gen.2 Type-C (PD、DP Alt Mode対応)、USB 3.2 Gen.2、USB 3.2 Gen 1、USB 2.0、HDMI出力、microSDカードリーダー、3.5mmヘッドセット端子 |
通信機能 | Gigabit Ethernet、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5 |
LTE | 購入時にBTOオプションで追加可能(SIM+eSIM) |
カメラ | 100万画素 |
サウンド | ステレオスピーカー(Dolby Atmos対応) |
バッテリ | リチウムポリマー |
同梱品 | ACアダプタ (最大45W) |
保証 | 3年間センドバック修理保証 |
サイズ | 360.4×240.3×19.9mm |
重量 | 約1.76kg |
ストレージは500GBで、大量のアプリやゲームをインストールしたり、動画の保存などをしない限りは問題のない容量。パネルはもちろん15.6型の液晶でフルHD解像度(1,920×1,080ドット)だ。細めの黒いベゼルは没入感を高め、サウンドはヘッドフォン出力時だけでなく内蔵スピーカーもDolby Atmos対応のため、動画再生では広がりや立体感のある音場を再現し、高い臨場感を味わえる。
インターフェイスも15.6型らしい充実ぶりとなっている。USB 3.2 Gen 2はType-CとType-Aの2つが用意され、高速な外部ストレージなどを利用しやすい。Type-Cの方はUSB PDとDP Altにも対応していて、HDMIポートとも合わせ、マルチモニター環境も容易に構築できる。
Type-Cポートが1つなので、周辺機器と接続していると給電しにくいと思われるかもしれないが、そこは15.6型。付属ACアダプタを接続するための電源専用端子も用意している。コンパクトなノートPCにはなかなかできない芸当だ。
ネットワークは有線LANポート(最大1Gbps)とWi-Fi 6Eの両方を内蔵している。友人や遠くに住む家族とのビデオチャットには安定して通信できる有線を、室内のあちこちに持ち運んで使うときはWi-Fi 6Eを、というように高いパフォーマンスのまま場面に応じて使い分けられるだろう。
旅行先にも持って行きたい、という人にとっては、購入時のBTOオプションでLTEモジュールを追加できるのもポイントだ。SIMカードとeSIMの両方に対応するので、スマホで使っている物理SIMを一時的に差して使ってもいいし、旅行先で電波の入りやすいキャリアのeSIMを設定して使うのもいい(SIM/eSIMともにNTTドコモの3G/LTE、auのLTE、ソフトバンクのLTEに対応)。
そしてキーボードはもちろんテンキー付き。文字キー側とはアイソレーションが設けられているため、文章入力中のタイプミスを防ぎやすい。他の15.6型クラスのノートPCだと、レイアウトの都合上テンキーが妙に細長いキーになっていたりする場合もあるが、mouse B5-I7I01SR-Bはしっかり実用的なキートップサイズとなっている。
趣味や副業の資料作成などでMicrosoft 365やスタンドアローン版Office 2024などを使いたい場合は、購入時のBTOオプションで追加することも可能。Microsoft 365に含まれるAI機能Microsoft 365 Copilotを活用することで文書・データ作成の効率化も図れる。Windows標準のAIチャットツールであるCopilotも上手に使って日常生活に役立つ知識を引き出せば、自宅用ノートPCとしての活用シーンがさらに広がること間違いなしだ。
ビジネスアプリはもちろんライトな3Dゲームも楽しめる性能
ベンチマークテストで性能も見てみよう。Core i7と16GBメモリ、内蔵GPUはIntel Iris Xe Graphicsということで、下記に示した通り、動画再生のようなエンタメ用途や、オフィスアプリを使った資料作成、Webブラウジングなどにはもちろん不足なし。内蔵SSDもこのクラスのノートPCにしては高速で、ここが全体的な快適さにもつながっていそうだ。
3DMarkやFF14のベンチマーク結果を見ると、本格的な3Dゲームを楽しみたい、という場合にはさすがに力不足感は否めない。それでも2Dグラフィックスのカジュアルゲームはもちろんのこと、たとえばHD-2D版「ドラゴンクエストIII そして伝説へ…」のようなライトな3D風ゲームあたりまでなら十分に楽しめるレベルのパフォーマンスを発揮してくれる。
ドラゴンクエストIIIはグラフィックス設定のプリセットが「中」なら全く問題なく快適なプレイが可能。「最高」にしても戦闘中のアニメーションが一瞬引っかかるように見えることがある程度で、全体的に快適なことに変わりはない。これなら大画面モバイルゲームマシンとしても役立ってくれるのではないだろうか。
バランスの良い性能・装備に標準3年保証で安心感も
プライベートにおける大半の用途をカバーできる性能と豊富なインターフェイス、そして15.6型の広いディスプレイと高品質なサウンドで、サブマシンや家族の共用マシンに最適なmouse B5-I7I01SR-B。12万円台からというリーズナブルな価格で、これなら1台手元に置いておきたいな、と思わせられるちょうどいいバランス感がある。
付け加えると、メーカー保証については個人向けノートPCでは少し長めの3年間が標準で付帯する。想定外の出費が発生する可能性を減らせるという点でも、mouse B5-I7I01SR-Bは家計に優しい、コストパフォーマンスの高い15.6型ノートPCと言えるのだ。
[モデル: 倉持 由香(G-STAR PRO.)]