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テレワークで超便利! ビデオ会議+チャットの「Microsoft Teams」のツボはここ
~強力なOffice連携、iPhone/macOSやAndroidにも対応
- 提供:
- テックウインド株式会社
2020年6月22日 06:55
テレワークに取り組む企業が急増している昨今だが、「同僚との距離が物理的に離れていて、普段のように仕事ができない」という悩みを抱える人も多いだろう。
問題になっているのはコミュニケーション不足だ。テレワークでは、ちょっとした疑問を同僚に尋ねたり、あるいは進捗を上司に報告したりといったコミュニケーションが億劫になりがち。また、「テレビ会議をしたい」というニーズも当然出てくるし、テレワークでは「オフィス内サーバーへのアクセスが手間」「メールではレスポンスが悪い」など、ファイル共有に関わる問題も起きがちだ。
これら「テレワークの課題」を1本で解決できるツールとして、利用者が急増しているのが「Microsoft Teams」だ。強力なOffice連携やiPhone/Macでも使える柔軟さをウリとする、同ソフトの魅力とポイントを紹介していきたい。
これ1本でコミュニケーション不足を解決、PCやスマホ、ブラウザでも使える
さて、その「Microsoft Teams」だが、そもそもとして、Microsoftが提供しているサブスクリプションサービス「Microsoft 365」に含まれるもの。機能としては、テキストによるチャットや、ビデオ会議、ファイル共有などの機能が統合されている。
Microsoft 365のそのほかのサービスや、WordやExcel、PowerPointといったアプリとシームレスに連携することも、Microsoft Teamsの大きな魅力だ。
さまざまなデバイスやプラットフォームへの対応もポイント。WindowsとmacOS向けにデスクトップアプリが提供されているのはもちろん、Webブラウザでの利用にも対応していて、AndroidやiPhone、iPad向けのアプリも用意されている。
さらに、Microsoft Teamsには無料版もあり、Microsoft 365のユーザーでなくともテレワークに利用できる。
テレワークに必要な「チャット、テレビ会議、ファイル共有」を全てフォロー
Microsoft Teamsは多機能なサービスで、幅広いコミュニケーションやコラボレーションに利用できる。そうした機能の1つが、音声や映像を使ってリアルタイムにコミュニケーションできるビデオ会議機能だ。
テレワーク中でも同僚と顔を合わせてコミュニケーションができ、会議や打ち合わせもオフィスにいるときと同様に行なえる。
PCのデスクトップやアプリのウィンドウを共有し、相手の画面に表示する機能もあり、PowerPointで作成した資料を見せながら、その内容について説明することが可能だ。Microsoft 365に加入していれば、ビデオ会議の内容を動画として記録もできる。
なお、ビデオ会議にはゲストも招待できるため、社外の人との会議や打ち合わせにもMicrosoft Teamsを利用できる。
Microsoft Teamsのテキストチャットは、一連のやり取りをスレッドにまとめられるのはもちろん、テキストの装飾や箇条書きで、伝えたいことを分かりやすく表現できる。さらに、ファイルを添付して送信することも可能で、絵文字やアニメGIF、ステッカーなどの送信にも対応している。
ファイルを共有するための仕組みもある。フォルダを作成してファイルを整理できるほか、WordやExcel、PowerPointで作成したファイルであればMicrosoft Teams上でのプレビューが可能で、中身を確認するためだけにアプリを起動する必要はない。
なお、有料版と無料版の違いとしては、無料版では前述した会議の録画ができないほか、ファイル共有のためのストレージ容量が有料版の1TBに対して2GBとなる点が挙げられる。さらに、高度な管理機能を使えるのも有料版のみだが、無料版でも基本的な機能はほぼ利用できる。もし、まだMicrosoft 365を契約していないなら、まずは無料版でMicrosoft Teamsの世界を体験してみよう。
「チーム」と「チャネル」でコミュニケーションを整理
では、Microsoft Teamsの具体的な使い方を見ていこう。なお、ここではMicrosoft 365 Business Basic/Standardのエディションに加入している前提で説明を行なうが、無料版でも大きな違いはない。
前述したように、Microsoft TeamはWebブラウザで利用可能なほか、WindowsやmacOS向けのデスクトップアプリも提供されている。日常的に利用するのであれば、ぜひデスクトップアプリをインストールしておきたい。
デスクトップアプリは、Microsoft TeamのWebサイトからダウンロードできる。ダウンロード完了後に起動するとログイン画面が表示されるので、メールアドレスとパスワードを入力して先に進めよう。
はじめてMicrosoft Teamsを利用するなら、まず「チーム」と「チャネル」を作成しよう。チームは複数のメンバーの集まり、チャネルはそのチームの中でコミュニケーションする場と捉えればいい。たとえば、部門やプロジェクトチームの単位でチームを作成し、その中でコミュニケーションする内容ごとにチャネルを作る、といった運用が考えられる。
テキストチャットを行なうには、いずれかのチャネルを選び、「新しい会話を開始します……」と書かれたテキストボックスにテキストを入力してエンターキーを押すか、紙飛行機のアイコンをクリックする。
投稿されたメッセージに返信するには、「返信」と書かれた部分をクリックしてテキストを入力し、同様に送信しよう。メッセージに対して、ファイルをドラッグ&ドロップで添付したり、「いいね」を送ることも可能だ。
テレビ会議機能も充実、ぼかしや背景もアリ。画面共有は、「このウィンドウだけ」や「直接PowerPointファイル」も
ビデオ会議を行なうには、アプリバーにある「予定表」をクリックし、「新しい会議」をクリックしてから、表示された新しい会議の作成ページで詳細を入力する。外部ユーザーを招待したい場合は、出席者の欄に招待したいユーザーのメールアドレスを入力しよう。
出席者として登録されると、参加依頼のメールが送られる。そこにある「Microsoft Teams会議に参加」をクリックすれば、ビデオ会議に接続されるという流れだ。
とくにテレワークで作業している場合、会議の参加者に部屋の中を見られたくないといったニーズは多いだろう。そこでMicrosoft Teamsでは、カメラで撮影した映像の背景をぼかしたり、ほかの画像を表示するための機能が搭載されている。
ビデオ会議中に、デスクトップやアプリの画面を共有したいなら、「共有」ボタンをクリックし、画面下からデスクトップやウィンドウ、PowerPointファイルを選択すればいい。
ファイル共有もスムーズ、WordやExcelもTeamsのまま直接編集
さまざまなファイルを共有できることも、テレワークにMicrosoft Teamsを使う大きなメリットだ。
チャネルを選択し、画面上部にある「ファイル」をクリックすると、ファイル共有のための画面に切り替わる。ここには、テキストチャットで添付したファイルが自動的に保存されるほか、エクスプローラーからドラッグ&ドロップでファイルをアップロードすることも可能だ。
さらに、メニューの「+新規」をクリックすると、ファイルを整理するためのフォルダーや、WordやExcel、PowerPointのファイルが作成できるほか、それらのファイルを参照したり、Microsoft Teamsから直接編集するといったことも可能だ。
テキストチャットやビデオ会議への参加、そしてファイル共有といった機能は、AndroidやiPhone/iPadでも利用できる。デバイスを選ばずに機能が使えることも、Microsoft Teamsの大きなメリットだろう。
テレワークのコミュニケーションプラットフォームとして活用できる
このようにMicrosoft Teamsには、円滑にコミュニケーションを行なうための機能が数多く提供されており、幅広いシーンで使えるサービスに仕上げられている。
テレワークは、新たな働き方として定着する可能性は高い。その際、従業員間の円滑なコミュニケーションを実現するためのプラットフォームとして、Microsoft Teamsは有用な存在だ。
前述したように、Microsoft Teamsは無料でも多くの機能を利用できる。テレワークでのコミュニケーションに課題を感じているのであれば、早速使い始めてみてはいかがだろうか。