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今買うならこれ!2022年初おすすめ10万円ノートPC 10選

 2021年10月5日にMicrosoftの最新OS「Windows 11」がリリースされた。そのため、次のノートPCを購入するなら、Windows 11搭載のモデルを……と考えている人も多いだろう。

 ここでは、“約10万円で購入できるWindows 11搭載ノート”に注目。この価格帯では、ディスプレイに15.6型フルHD液晶を採用するスタンダードなタイプが中心になる。

 このタイプは画面が大きいため目が疲れにくく、キーボードもテンキー付きが基本なので仕事にも使いやすい。2kg以下が多いので、会社と自宅間の持ち運び程度なら苦にならず、テレワークにも向いている。

 この中でも、6コア/12スレッドのCPUを搭載した高スペックもあれば、厚みが20mmを切る薄型タイプ、光学ドライブの有無といった違いもあり、ちょっとずつ異なる特徴をチェックしてほしい。

 モバイル性や利便性を重視するなら、ノートPCとしてもタブレットとしても使える2in1タイプが注目だ。約10万円の予算でも、キーボードが分離するデタッチャブル(着脱)式もあれば、ディスプレイを360度回転させてタブレット型に変形させるタイプなど、好みや目的で選べるだけの選択肢は十分にある。

 最後はモバイル性と高い性能のバランスがよい14型液晶を採用するタイプだ。今回取り上げるのは2機種だけだが、どちらもCPU性能が高く、負荷の高い処理も十分こなせるだけの基本性能を持っている。持ち運びやすさを求めつつもスペックにあまり妥協したくない、というユーザーにはよい選択肢になってくれるはずだ。

※記事中の価格は掲載時点のものであり、変更される場合があります。

有機ELの美しさと785gの軽さ
ASUS「Vivobook 13 Slate OLED」

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価格: 9万4,800円から●CPU: Pentium Silver N6000●ディスプレイ: 13.3型1,920×1,080ドット有機EL●メモリ: 4GB●ストレージ: 128GB eMMC●OS: Windows 11 Home(Sモード)●インターフェイス: USB 3.1 Type-C(DisplayPort、USB PD対応)×2、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.1、microSDカードスロット、Webカメラ、音声入出力など●サイズ: 309.9×190×8.25mm(タブレットのみ)●重量: 約785g(タブレットのみ)●バッテリ駆動時間: 非公開

 DCI-P3色域100%、最大550nitsの高い輝度、0.2msの応答速度、100万:1の超高コントラスト、DisplayHDR 500 True Black認証の有機ELディスプレイを持ち、タブレット時で約785gの軽さを達成しながら、10万円を切る価格を実現しているキーボード着脱式の2in1ノート。

 CPUは4コア/4スレッドのPentium Silver N6000、メモリは4GBと基本スペックはそれほど高くはないが、美しい画面と軽さは大きな強み。背面カメラ1,258万画素、前面カメラ491万画素のデュアルカメラ仕様で、約39分で約60%まで充電可能な急速充電もサポート。別売りだが4,096段階の筆圧に対応する「ASUS Pen」も使える。

薄型でも頑丈な2in1ノート
HP「ENVY x360 13-ay(AMD)」

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価格: 10万3,000円から●CPU: Ryzen 5 5600U●ディスプレイ: 13.3型1,920×1,080ドット液晶●メモリ: 8GB●ストレージ: 256GB SSD(PCIe)●OS: Windows 11 Home●インターフェイス: USB 3.1 Type-C(DisplayPort、USB PD対応)×1、USB 3.0×2、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2、microSDカードスロット、92万画素Webカメラ、指紋認証センサー、音声入出力など●サイズ: 約306×194×15.5~16.5mm●重量: 約1.25kg●バッテリ駆動時間: 最大15時間

 最薄部で15.5mmの薄型ながら、250kgfの天面耐圧試験をクリアと頑丈なボディを実現している2in1ノート。ディスプレイは13.3型のフルHD、CPUに6コア/12スレッドのRyzen 5 5600U、8GBのメモリ、256GBのNVMe SSDを搭載と実用十分なスペックも備えており、これで約10万円は高コスパと言える。

 最大15時間のバッテリ駆動が可能で、30分で8時間駆動分の急速充電もサポート。Webカメラはシャッター付き、指紋認証にも対応とセキュリティ面も充実している。CPUやメモリは固定だが、ストレージは512GBに容量アップしての注文も可能だ。4,096段階の筆圧、傾き検知に対応するアクティブペンも別売りで用意されている。

8コアCPUにNVMe SSDと実用性バツグン
デル「Inspiron 14 AMD 【即納】プラチナ」

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価格: 8万4,784円から(クーポン利用時)●CPU: Ryzen 7 5700U●ディスプレイ: 14型1,920×1,080ドット液晶●メモリ: 8GB●ストレージ: 512GB SSD(PCIe)●OS: Windows 11 Home●インターフェイス: USB 3.0 Type-C(DisplayPort、USB PD対応)×1、USB 3.0×2、Wi-Fi 5、Bluetooth、HDMI、microSDカードスロット、Webカメラ、指紋認証センサー、音声入出力など●サイズ: 321.27×212.8×17.02~17.99mm●重量: 約1.442kg(最小構成時)●バッテリ駆動時間: 非公開

 CPUに8コア/16スレッドで最大4.3GHz動作のRyzen 7 5700Uを採用。メモリはDDR4-3200の8GB、ストレージは512GBのNVMe SSDと、10万円以下のノートPCにありがちなスペックの妥協を感じさせないのが最大の見どころ。ディスプレイは14型のフルHDとこちらも実用性は十分。唯一残念なのは、無線LANがWi-Fi 5である点か。

 電源は65WのACアダプタだが、USB Type-C経由の充電もサポートしている。Webカメラは物理的なシャッター付きとプライバシーの保護も考慮されている。HDMIとType-Cによる映像出力も可能とまさにテレワーク向けの1台と言えるだろう。

お得な価格のクリエイターモデル
ドスパラ「raytrek X4-T」

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価格: 10万9,980円から●CPU: Core i7-1165G7●ディスプレイ: 14型1,920×1,080ドット液晶●メモリ: 16GB●ストレージ: 512GB SSD(PCIe)●OS: Windows 11 Home●インターフェイス: Thunderbolt 4×2、USB 3.1×1、USB 3.0×1、USB 2.0×1、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2、HDMI、microSDカードスロット、HD Webカメラ、指紋認証センサー、音声入出力など●サイズ: 323.5×219.5×18.9mm●重量: 約1.5kg●バッテリ駆動時間: 約11時間

 クリエイター向けを謳うだけあり、CPUは上位クラスのCore i7-1165G7(4コア/8スレッド)、メモリは16GB、ストレージは512GBのNVMe SSDと11万円以下とは思えない高スペック。ディスプレイもsRGBカバー率99%と色の再現性にも優れている。

 タッチパッドの左上には指紋認証センサー、左側面にはWebカメラ+マイクのオン/オフスイッチを備えるなど、セキュリティ面も配慮されている。本体カラーとして、ローズゴールド、ラピスブルー、サクラ、ブラックの4色を用意しており、見た目にもこだわれるのも特徴だ。ちなみに、スペックは本体カラーによって固定で、変更しての注文には対応していない。

柔軟なカスタマイズも可能
レノボ「Yoga 750i:スタンダード」

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価格: 9万7,130円から●CPU: Core i5-1135G7●ディスプレイ: 14型1,920×1,080ドット液晶●メモリ: 8GB●ストレージ: 256GB SSD(PCIe)●OS: Windows 11 Home●インターフェイス: Thunderbolt 4×2、USB 3.0×1、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.0、720p Webカメラ、指紋認証センサー、音声入出力など●サイズ: 約320.4×214.6×15.7mm●重量: 約1.43kg●バッテリ駆動時間: 約12.6時間

 レノボの「Yoga」シリーズは人気のノートだが、その中でも特にコスパのよさが目立つ2in1がYoga 750i 14型だ。CPUに第11世代のCore i5-1135G7(4コア/8スレッド)、8GBのDDR4-3200メモリ、256GBのNVMe SSDと十分な基本スペックに加え、筆圧検知に対応するアクティブペンも標準で付属して、10万円以下を実現している。

 約1.4kgと軽くはないが、約12.6時間のバッテリ駆動とモバイル性能も高い。また、カスタマイズしての注文も可能で、CPU、メモリ、ストレージの変更が可能と予算や目的に合わせて柔軟にスペックを変更できるのも強みだ。シャッター付きのWebカメラや指紋認証センサーも備えている。

光学ドライブが必要なら注目
NEC PC「LAVIE Direct N15(S) PC-GN303LGAS」

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価格: 10万6,480円から●CPU: Core i3-1115G4●ディスプレイ: 15.6型1,920×1,080ドット液晶●メモリ: 4GB●ストレージ: 256GB SSD(PCIe)●光学ドライブ:DVDスーパーマルチ●OS: Windows 11 Home●インターフェイス: USB 3.0 Type-C×1、USB 3.0×2、Gigabit Ethernet、Wi-Fi 5、Bluetooth 5.0、HDMI、92万画素Webカメラ、音声入出力など●サイズ: 363×255×22.9mm●重量: 約2.2kg●バッテリ駆動時間: 約5.7時間

 15.6型の大きめな画面、テンキー付きのキーボード、現在ではめずしくなったDVDスーパーマルチドライブを搭載と汎用性の高さが強み。老舗PCメーカーらしく自社の国内工場で一貫した品質管理と信頼性を重視しているのもポイントだ。

 CPUは2コア/4スレッドのCore i3-1115G4、メモリは4GBと基本スペックはそれほど高くはないが、メモリは8GBまで増設が可能で、ストレージもSSDとHDDの2台構成が選べるなど、必要に応じてスペックを変更しての注文が行なえる。USB Type-Cが充電も映像出力も非対応なのが残念だが、Webカメラはシャッター付きとプライバシーにも配慮されており、テレワークでも使いやすい。

VAIO初のRyzen採用15.6型ノート
VAIO「VAIO FL15」

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価格: 9万4,710円から●CPU: Ryzen 3 4300U●ディスプレイ: 15.6型1,920×1,080ドット液晶●メモリ: 8GB●ストレージ: 256GB SSD(PCIe)●OS: Windows 10 Home●インターフェイス: USB 3.0 Type-C(DisplayPort、USB PD対応)×1、USB 3.0×2、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.1、HDMI、microSDカードスロット、92万画素Webカメラ、音声入出力など●サイズ: 約358.7×239.2×20.5mm●重量: 約1.85kg●バッテリ駆動時間: 約7.5時間

 VAIOシリーズで初めてCPUにRyzenを採用したスタンダードノート。4コア/4スレッドのRyzen 3 4300U、8GBのメモリ、256GBのNVMe SSDと十分な実用性を確保したスペックを持ち、ディスプレイは15.6型フルHD、キーボードはテンキー付きとテレワークでも使いやすい。本体カラーとしてブラック、ホワイト、シルバーの3色を用意している。

 標準のOSはWindows 10 Homeだが、Windows 11の無償アップグレード対応と最新OSの乗り換えに不安はない。1台1台国内工場で検査してから出荷と安心感が高いのもポイントだ。

カスタマイズ性の高さに注目
富士通「LIFEBOOK WAB/F3」

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価格: 9万7,235円から●CPU: Ryzen 3 5300U●ディスプレイ: 15.6型1,920×1,080ドット液晶●メモリ: 4GB●ストレージ: 256GB SSD(PCIe)●光学ドライブ: DVDスーパーマルチ●OS: Windows 11 Home●インターフェイス: USB 3.1 Type-C×1、USB 3.0×2、USB 2.0×1、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.1、HDMI、SDカードスロット、92万画素Webカメラ、音声入出力など●サイズ: 361×244×27mm●重量: 約2~2.1kg●バッテリ駆動時間: 約9.5時間

 15.6型のフルHD液晶、テンキー付きのキーボード、4コア/8スレッドのCPU、92万画素のWebカメラとテレワーク向きの1台だ。3年間の無料保証、セキュリティソフト3年版が付属するなど安心感が高いのもポイント。

 メモリが4GB、ストレージが256GBとやや心許ないのが気になるところだが、本機の強みはカスタマイズ性の高さにある。スペック変更可能なパーツとしてCPUやメモリ容量を始め、ストレージをSSDとHDDの2台構成にしたり、書き込み型のBlu-rayドライブに変更など実に幅広い。予算と目的にマッチした構成で注文が可能になっている。

これぞ良コスパノートのお手本
パソコン工房「LEVEL-15FH121-i5-UXSX」

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価格: 8万6,980円から●CPU: Core i5-1135G7●ディスプレイ: 15.6型1,920×1,080ドット液晶●メモリ: 16GB●ストレージ: 500GB SSD(PCIe)●光学ドライブ:DVDスーパーマルチ●OS: Windows 11 Home●インターフェイス: USB 3.1 Type-C×1、USB 3.0×1、USB 2.0×2、Gigabit Ethernet、Wi-Fi 6、Bluetooth 5、HDMI、ミニD-Sub15ピン、SDカードスロット、100万画素Webカメラ、音声入出力など●サイズ: 約361×256×31.7mm●重量: 非公開●バッテリ駆動時間: 非公開

 CPUにIntelの第11世代Core i5-1135G7、16GBのDDR4-3200メモリ、500GBのNVMe SSDと高い基本スペックを持ちながら8万円台を実現しており、コストパフォーマンスは今回紹介したノートPCの中でもトップクラス。

 15.6型のフルHD液晶にテンキー付きのキーボード、DVDスーパーマルチドライブも搭載。Gigabit Ethernetも備え、HDMI、ミニD-Sub15ピンの映像出力も用意し、実用性、汎用性にも優れている。CPUは変更できないが、メモリは最大32GBまで、ストレージは1TBのNVMe SSDも選択可能だ。

大型ノートでも薄型ボディを実現
マウスコンピューター「mouse B5-R5」

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価格: 9万8,780円から●CPU: Ryzen 5 5500U●ディスプレイ: 15.6型1,920×1,080ドット液晶●メモリ: 8GB●ストレージ: 256GB SSD(PCIe)●OS: Windows 11 Home●インターフェイス: USB 3.1 Type-C(DisplayPort、USB PD対応)×1、USB 3.0×1、USB 2.0×2、Gigabit Ethernet、Wi-Fi 6、Bluetooth 5、HDMI、microSDカードスロット、100万画素Webカメラ、音声入出力など●サイズ: 360.4×239.3×19.9mm●重量: 約1.62kg●バッテリ駆動時間: 約7.5時間

 ボディにアルミ素材を採用し、15.6型のフルHD液晶を備えた比較的大型のノートながら、19.9mmの薄さを実現しておりカバンに入れやすい。シンプルなデザインで、キーボードはテンキー付き、100万画素のWebカメラもあり、ビジネスでも使いやすい。

 CPUは6コア/12スレッドのRyzen 5 5500U、メモリは8GBと基本スペックも十分高く、コストパフォーマンスも良好だ。スペックを変更しての注文も可能。メモリは64GBまで増設でき、ストレージも2TBのNVMe SSDが選べるのに加え、さらにHDDの追加も行なえる。幅広いニーズに応えられる1台と言えるだろう。