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暗号化したUSBメモリなら分解してもデータは読めず。ただしパスワード漏えい時は別。エレコムがツイート

ハードウェア暗号化機能を搭載した「MF-ENU3A04GBK」

 エレコムは23日、同社の公式Twitterで、同社のハードウェア暗号化機能を搭載したUSBメモリは「万が一分解されても、データは読み取れません」とアピールした。

 兵庫県尼崎市が業務委託していた事業者の関係社員が、同市民46万人分の個人情報を保存したUSBメモリを紛失した騒動が話題になっていることを受けてのツイートとみられる。尼崎市の件では、同市の記者会見でパスワードの桁数などを明かしたことから、セキュリティ意識の低さも問題になっていた。

 エレコムでは、ハードウェア暗号化機能を搭載したUSBメモリであれば、そうした不測の事態でも、データの閲覧を防げることから、高セキュリティ性を備えているとしている。

 ただし、ツイートでも「十分注意する、が大事なのですが」と、そもそも紛失をしないように注意を払うよう啓発しているほか、「本当に大丈夫?」と返信したユーザーに対しては「パスワードが、わからなければ・・・・・・・」と回答している。