イベントレポート

祝MSI 40周年!ゲーミングノートやArc G搭載「Claw 8 EX AI+」一挙発表

Claw 8 EX AI+

 台湾MSIは6月1日(現地時間)、台湾・台北市で開幕するCOMPUTEX 2026に合わせて報道発表を行ない、同社の新製品を発表した。先日Intelが発表したばかりのArc Gシリーズを採用したポータブルゲーミング機「Claw 8 EX AI+」、MSI 40周年を記念したゲーミングノートPCとなる「Titan 18 HX Dragon Edition Draco Epic」、14型Prestigeの特別版「Prestige 14 Flip AI+ Vincent van Gogh Edition」などが発表されている。

Intel Arc Gを採用したClaw 8 EX AI+、実売予想価格は1,500ドルから

Thunderbolt 4が2ポートあるので、このような使い方も可能。2つのディスプレイに出力してデスクトップPCの代わりとして使っている

 MSIが発表したClaw 8 EX AI+は、SoCにIntelが先日発表したばかりの「Intel Arc Gシリーズ・プロセッサー」(以下Arc G)が採用されている。最上位モデルのArc G3 Extremeが採用されており、メモリは最大で32GB(LPDDR5xオンボード)、ストレージはM.2 2280を採用しており、将来的にユーザーがM.2 2280のSSDなどに交換できるようになっている。

 こうしたハンドヘルド製品は、M.2 2230などのより小型のM.2のSSDが採用されていることが多く、SSDそのものの入手性が良くないことが多いが、本機は一般的なノートPCやデスクトップPCなどでも幅広く使われているM.2 2280に対応していることは大きなメリットといえる。

背面
上面のポート

 ディスプレイは8型 WUXGA(1,920×1,200ドット/48~120Hz VRR)になっており、sRGB 100%の色域に対応。バッテリは80Whと大容量で、それでありながら本体は785gと比較的軽量を実現している。ポートはThunderbolt 4 2基、microSDカードスロット、音声入出力で、電源ボタンに指紋センサーが統合されていて、電源ボタンを押すとWindows 11に自動でログオンできるように設定できる。

【表1】Claw 8 EX AI+のスペック
Claw 8 EX AI+
SoCIntel Arc G3 Extreme
メモリ最大32GB(LPDDR5xオンボード)
ストレージM.2 2280 SSD(容量はモデルによる)
ディスプレイ8型 WUXGA(1,920×1,200ドット/48~120Hz VRR)
カメラ
Wi-Fi/BluetoothWi-Fi 7/Bluetooth 6
バッテリ容量80Wh
ポートThunderbolt 4 2基、microSDカードスロット、音声入出力
サイズ296~321×130×25~48mm
重量785g
OSWindows 11

 MSIによれば、実売予想価格は1,500ドルが予定されており、6月下旬あたりから順次出荷開始される予定だ。なお、昨年(2025年)販売が開始されLunar Lake搭載のClaw 8 AI+にも新色となる「Glacier Blue Edition」の追加も明らかにされている。

LNL搭載のClaw 8 AI+の新色Glacier Blue Edition

40周年を記念したTitan 18 HX Dragon Edition Draco Epicなどが発表される

Titan 18 HX Dragon Edition Draco Epic

 MSIは、1986年に台湾・台北市隣に位置する新北市(当時は自治体合併前だったので中和市)中和で創業された。当初はマザーボードやビデオカードなどのPCコンポーネントを販売する会社としてスタートし(それは今でも続いているが)、現在ではノートPCやデスクトップPCなどの完成されたPCを自社ブランドで販売する企業となっている。一般消費者・ビジネス向けのノートPCになるPrestigeシリーズや、ゲーミングノートPCのTitanシリーズなどがよく知られているだろう。

天板のドラゴンのデザイン
キーボードとパームレスト
左側面
右側面
背面ポート

 今回のCOMPUTEXにおいて、MSIはその創立40周年を記念した特別モデルとして「Titan 18 HX Dragon Edition Draco Epic」を発表した。このTitan 18 HX Dragon Edition Draco Epicは、Titan 18 HXをベースにした製品で、基本モデルはCore Ultra 9 285HX、NVIDIA GeForce RTX 5090 Laptop GPU(24GB GDDR7)、96GBメモリ、合計6TBのSSD、18型4K+(3,840×2,400ドット/120Hz)のディスプレイというスペックになっている。

 Titan 18 HX Dragon Edition Draco Epicでは、CPUがCore Ultra 9 290HX Plusに強化され、MSIによると「沈むことのないドラゴン座から着想を得た特別デザイン」を採用しており、パームレストや天板などがその特別デザインになっている。なお、MSIの日本法人のXアカウントは同じDragon Edition Draco Epicのマザーボードの登場も告知しており、そちらもCOMPUTEXで公開される可能性が高い。

Prestige 14 Flip AI+ Vincent van Gogh Edition

 ほかにも、既にCESで発表済みのPrestige 14 Flip AI+に特別塗装を加えた「Prestige 14 Flip AI+ Vincent van Gogh Edition」、新型ゲーミングPCになる「Katanaシリーズ」、「Ventureシリーズ」、MSIのオリジナルマスコットMSI MLGの特別塗装がされた「Crosshair 16 HX MLG Edition」などが発表された。