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Windows XP、24日に20歳を迎える

 米国時間の2021年8月24日に、Windows XPのRTMが完成してから20年を迎える。

 Windows XPは、1999年に発売した「Windows 2000」の後継OSとして、コードネーム「Whistler」で開発がスタート。2001年2月5日に正式名称が発表され2001年8月24日にRTM(製品版)が完成した。米国では2001年10月25日、日本では2001年11月16日に発売。なお、プリインストールPCは先行して発売となっている。

 Windows XPではUIデザインを刷新したほか、システムの起動速度や復元機能を改善。ログオフ操作を経由しないユーザーの切り替えやドライバのロールバック、IPv6、リモートデスクトップ、タスクバーボタンのグループ化などが初めて利用可能になった。

 2002年から2008年にかけて3本のService Packをリリースし、2009年4月にメインストリームのサポートを終了。2014年4月には延長サポートも終了しているが、Webサイト訪問者統計ツールのStatcounterによれば、現在でも全世界のWindowsのシェアのうち0.59%がWindows XPであるとしており、近年においてもいくつかのセキュリティアップデートが提供された例がある。

 なおMicrosoftは2020年8月にWindows 95が発売25周年を迎えた際、YouTubeに記念動画を投稿したほか、2021年7月にはWindows XP風の壁紙などを含む懐かしテーマ壁紙を公開している。24日には、Microsoftから何かしらのアクションがあるかもしれない。