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公式が病気。Bethesdaが液体窒素PCでDOOM Eternalを1,000fpsで動かす

 FPSアクション「DOOM Eternal」を発売するBethesdaのポーランドチームが、液体窒素を使った極冷でオーバークロックを行ない、同タイトルを1,000fpsで動作させることに成功した。

 従来の「DOOM」(2016年リブート作品)に使われていたゲームエンジン「id Tech 6」のフレームレート上限は250fpsであった。しかしDOOM Eternalで使われているグラフィックスエンジン「id Tech 7」では、多コアCPUをより効率的に利用できるようにするなど、スケーラブル性を重視し、PCゲーマーが高性能パーツに入れ替えたさいに、そのパーツの性能を十分に引き出して体感できるようになっている。

 そのさいに、内部的なフレームレート上限も1,000fpsに引き上げられ、今回のようなチャレンジを可能としている。

 今回のテストで使用したパーツは、Core i7-9700K、ASUS製GeForce RTX 2080 Tiカード、ASUS製マザーボードMaximus XI APEX、HyperX製メモリPredetor 8GB×2、Samsung製NVMe 512GB SSD、Be Quiet製1,200W Straight Power電源。

 このうち、メモリは4,000MHzで駆動させ、ビデオカードはベースクロック1,350MHzのところを2,400MHzに、CPUはベースクロック3.6GHz/ブーストクロック4.9GHzのところを6.6GHzにまでオーバークロックした。

 公開された動画で、冒頭では500fps程度に留まっているが、じわじわとオーバークロックを詰めていき、最終的に1,000fpsを超えたことを確認できた。