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GeForce RTX 2080 Tiが、Titan Vを抜き3DMark世界最高記録を更新

セットアップ環境

 著名オーバークロッカーの“K|NGP|N”ことVince Lucido氏が、「GeForce RTX 2080 Ti」を用いて、3DMarkの各テストで世界最高スコア更新を達成している。

 ベンチマーク環境は、Core i9-7980XE(18コア/36スレッド、2.6GHz)とEVGA RTX 2080Ti XC、EVGA X299 DARK、G.SKILL製DDR4メモリ(TRIDENT Z)、EVGA製1,600W電源という構成で、CPUとGPUで液体窒素を用いた極冷オーバークロックを行なっている。

 Facebookに19日に投稿されている画像では、DirectX 12を使ったTime Spyテストで18,892、Time Spy Extremeで9,275という驚異的なスコアを記録。DirectX 11のFire Strikeでも38,846、Fire Strike Extremeで21,637、Fire Strike Ultraで11,283というスコアを記録し、テストされたすべてのベンチマークで、ビデオカード1枚環境での世界最高記録を更新している。

 こちらの投稿の記録は3DMarkのHall of Fameに登録された公式記録とはなっていないが、21日現在のHoFには、K|NGP|N氏によるTime Spyで18,925、Time Spy Extremeで9,312、Fire Strikeで38,704、Fire Strike Extremeで21,421、Fire Strike Ultraで11,081というスコアが世界最高スコアとして記録されている。

 参考までに、HoFに登録されているTime Spyの最高スコア記録時では、RTX 2080 Tiがコアクロック2,385MHz、メモリクロック8,683MHzまで引き上げられ、Core i9-7980XEは5.7GHzまでオーバークロックされ、DDR4メモリ32GBは3,798MHzで駆動されている。