イベントレポート
祝Socket AM4 10周年で「Ryzen 7 5800X3D 10th Anniversary Edition」登場
2026年6月1日 09:00
AMDは6月2日、Socket AM4向け新CPU「Ryzen 7 5800X3D 10th Anniversary Edition」を発表。6月25日から349ドル(市場想定価格)で発売することを明らかにした。
Socket AM4向けで異例の新製品
初代Ryzenプロセッサは、AMDにとって救世主のような製品だ。それ以前のCPUがことごとくIPCなどで競合他社に負け続け、ユーザーから選ばれない時代が続いていた状況を一挙に覆したからだ。
Ryzenは、Zen(日本語の禅などから来ている)という開発コードネームの新しいマイクロアーキテクチャを採用することで、競合他社に対して追い付くどころか追い越すような性能を獲得。そしてデスクトップCPUであればAMDという定評を確立することになった。
その後、ZenはデスクトップPCだけでなく、ノートPC向けにも、そしてEPYCの製品名でサーバー向けにも採用されており、特にサーバー製品は競合他社から市場シェアを奪い続けている。
この初代RyzenおよびそのCPUソケットとなる「Socket AM4」は、その前年となる2016年6月のCOMPUTEXにおいてAMDが開催した記者会見などで公開され、今年はその10周年に当たる。
すでに、Socket AM4の後継であるSocket AM5がAMDプラットフォームの主役ではあるが、今回発表された「Ryzen 7 5800X3D 10th Anniversary Edition」は、10周年を記念した形でSocket AM4向けに投入された異例の新製品といえる。
10周年のロゴ入り化粧箱とCarbice Ice Padが付属
Ryzen 7 5800X3D 10th Anniversary Editionの基本的なスペックは、過去に発売済みのRyzen 7 5800X3Dと同じだ。Zen 3コアの8コア/16スレッドでブースト時のクロック周波数は4.5GHz、3D方向にSRAMを積載する3Dチップレット技術を利用して100MBのキャッシュメモリを持ち、105WのTDP設定がされている。
違いとしては、Ryzen 7 5800X3D 10th Anniversary Editionの化粧箱には「AMD AM4 ANIVERSARY EDITION」のロゴが入ること、そしてCarbiceの熱伝導シート「Carbice Ice Pad」が付属することが挙げられる。























