イベントレポート
AMD、Ryzen AI Max 300シリーズにGPU重視版追加
2026年1月6日 12:30
米AMDのリサ・スーCEOは1月5日(現地時間)、CESの前日基調講演に登壇し、最新製品などに関しての発表を行なった。この中で昨年(2025年)のCESで発表されたRyzen AI Max 300シリーズ(開発コードネーム: Strix Halo)の追加SKUを発表した。
Ryzen AI Max 300シリーズは、Ryzen AI 300/400シリーズと同じZen 5アーキテクチャのCPUを採用。CU(Compute Unit)が最大40コアのGPUを内蔵することで、dGPUにも匹敵するようなスペックを実現しているのが特徴となる。
Strix Haloの開発コードネームで知られてきたRyzen AI Max 300シリーズは、2025年のCESで発表され、多くの搭載製品が登場した。最大16コアのZen 5 CPUコア、最大40CUのRadeon GPUという強力なスペックでありながら、1つのSoCとして提供されている。これにより、薄型ノートPCやミニPCといったフォームファクタでもワークステーションに匹敵する性能を実現した。
こうした小型ワークステーションPCは、3D CAD/CAMといった従来型のワークステーションアプリだけでなく、生成AIのLLMを動かす、あるいは生成AIアプリケーションを作成する環境としても人気を集めており、Ryzen AI Max 300シリーズを搭載したノートPCやミニPCなどが多数発表された。
| Model | Cores/Threads | Max Boost | NPU | Graphics CUs | GPU TFLOPS |
|---|---|---|---|---|---|
| Ryzen AI Max+ 395 | 16/32 | 5.1GHz | 50TOPS | 40 | 60 |
| Ryzen AI Max+ 392 | 12/24 | 5GHz | 50TOPS | 40 | 60 |
| Ryzen AI Max 390 | 8/16 | 5GHz | 50TOPS | 32 | 48 |
| Ryzen AI Max+ 388 | 8/16 | 5GHz | 50TOPS | 40 | 60 |
| Ryzen AI Max 385 | 8/16 | 5GHz | 50TOPS | 32 | 48 |
AMDとしてはこうした動きに乗り、新たに「Ryzen AI Max+ 392」と「Ryzen AI Max+ 388」を追加することを発表した。CPUコアは、前者が12コア/24スレッド、後者が8コア/16スレッドとなる。いずれも50TOPSのNPU、40CUのGPU(60TFLOPS)を搭載する。
Ryzen AI Max+ 395に比べてCPUコアを減らしているが、GPUは同じ40CUになっている。つまり、ワークステーションPCのアプリケーションやAI推論向けを意識したモデルと言える。

















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