イベントレポート

SanDiskが世界初400GBの大容量microSDXCカードを発表

~249.99ドルで米国から販売開始

400GB SanDisk Ultra microSDXC UHS-I cardの看板

 Western Digitalは8月31日(現地時間)にドイツのIFAの会場において、SanDiskブランドから、microSDXCカードとしては最大容量となる「400GB SanDisk Ultra microSDXC UHS-I card」を発表した。これまでのmicroSDXCカードの最大容量は256GBだったので、一気に約1.56倍も増量されたことになる。

 Western Digitalによれば、米国のSanDisk.comやそのほかの販売チャネルにおいて提供開始予定で、価格は249.99ドル(1ドル=110円換算で約27,499円)だ。

2015年3月に200GBに到達、それから2年半で倍の400GBに到達したmicroSDXCカード

 SanDiskは2015年3月にMWC 2015で200GBのmicroSDカードを発表しており(SanDisk、世界初の200GB microSDカードを発表参照)、そのときから倍の容量を実現したことになる。

400GB SanDisk Ultra microSDXC UHS-I card
このサイズに400GBが入っているのだから驚きだ

 詳細は非公表だが、Western Digitalによれば、ダイあたりの密度を高めた最新の独自メモリデザインと製造プロセスにより、microSDカードのなかに400GBという大容量を実現しているとのこと。

 製品としての400GB SanDisk Ultra microSDXC UHS-I cardは、Class1ないしはUHS-Iの規格に対応したSDカードで、スペック上では最大100MB/sでのリード速度を実現している。

 SDカードの規格を策定するSD Associationが定めたApp Performance Class 1(A1)の仕様(ランダムリードが1,500IOPS以上、ライトが500IOPS、シーケンシャル性能が10MB/s以上)に合致しており、スマートフォンなどのセカンダリストレージとして利用する場合でも、メインストレージにアプリをインストールしたのとあまり変わらないユーザー体験が提供される。

 SanDiskは、「SanDisk Memory Zone app」と呼ばれるSanDiskオリジナルのコントロールをアプリをインストールすると、スマートフォンなどのストレージとして利用するときの利便性が向上すると説明している。

 400GB SanDisk Ultra microSDXC UHS-I cardは、まずは米国で販売開始が予定されており、同社のWebサイト(SanDisk.com)や各種の販売チャネルを経由して販売される。

 Androidスマートフォンやタブレットのストレージの容量不足で悩んでいるヘビーユーザーにとっては、1枚のカードで400GBも増やせるので、要注目の製品となるだろう。

 Western Digitalの関係者によれば、米国だけでなく日本などグローバルで販売する計画はあるが、販売時期や価格については未定とのことだった。